西澤 晋 の 映画日記

ssm2438.exblog.jp
ブログトップ | ログイン
2010年 04月 01日

影の軍隊(1969) ☆☆

f0009381_6583425.jpg監督:ジャン=ピエール・メルヴィル
原作:ジョセフ・ケッセル
脚本:ジャン=ピエール・メルヴィル
撮影:ピエール・ロム

出演:
リノ・ヴァンチュラ (フィリップ・ジェルビエ)
シモーヌ・シニョレ (女闘士マチルド)

        *        *        *

1942年、ドイツ占領下のフランスでは、有志によるドイツ支配に対する抵抗運動が水面下で行われていた。この映画は、ドイツの支配に対して戦うというよりも、レジンスタンス同士の裏切りと、その同士の抹殺を描いた作品。抵抗運動事態が、どういう利益を上げたのは、ほとんど描かれず、その内部の裏切り者を抹殺するところだけが描かれていくので、映画自体が生産的にみえない。その裏切り者というのもドイツ軍に捕らえられて拷問の結果、首謀者の名前を漏らしたといもの。ドイツ軍占領下で、フランス人がレジスタンスの組織をつくり、その組織のなかの掟により、同士を殺す・・という、はっきり言ってしまえば「おろか」にしか見えない。

<あらすじ>
独軍に逮捕されたフィリップ・ジェルビエ(L・バンチュラ)だが、ゲシュタポ本部へ連行される途中逃走し、フランスの抵抗運動に身を投じることになる。やがて仲間のひとりへフェリックスが逮捕される知らせが伝えられると、女闘士マチルド(S・シニョレ)は、ドイツ兵に化けて救出に向かうという。彼女はいつも娘の写真をもっていた。それをしったフィリップは、「危険だから持ち歩かないほうがいい」と忠告。「そうね」というマチルド。
救出活動は失敗に終わったが、ドイツ軍の兵舎でみかけたフィリップの手配写真をみたマチルドは、フィリップに国外に出るように勧める。しかしフィリップは活動をつづけた。そしてドイツ兵に捕まり処刑されそうになったところを、マチルドに救われる。
それからしばらくたった頃、隠れ家で休養をとっていたフィリップにマチルドの逮捕された知らせが届く。マチルドは娘の写真をもっており、それをネタに許される可能性があるというのだ。そしてマチルドは出所した。と、同時に二人の男が逮捕された。ある日、エトワール広場を一人歩く彼女弾丸をあびられて死んだ。

by ssm2438 | 2010-04-01 06:58


<< インヴィンシブル/栄光へのタッ...      電話で抱きしめて(2000) ☆☆ >>