監督:ドナルド・ペトリ
脚本:ペリー・ホーズ
アルフレッド・ウーリー
エイミー・ジョーンズ
ランディ・ホーズ
撮影:ティム・サーステッド
音楽:デヴィッド・マクヒュー
出演:
アナベス・ギッシュ (キット)
ジュリア・ロバーツ (デイシー)
リリ・テイラー (ジョジョ)
マット・デイモン
* * *
主役はアナベス・ギッシュ。マット・デーモンのデビュー作でもある!
しかし・・・これはいただけなかった。はっきりって全然おもしろくない。後のこの監督の
ドナルド・ペトリは
『デンジャラス・ビューティ』などを撮るが、監督としての力はほぼない人だね。ただ、この映画にかんしていえば脇役が魅力なさすぎた。おまけにこの
ジュリア・ロバーツも全然きれいにとれてない。全体的に映画としてのレベルがかなり低い。
実質的な主役は、
アナベス・ギッシュのほうでしょう。大学進学を控える恋にも生真面目な優等生。彼女の姉を演じていたのが
ジュリア・ロバーツ。「あなたは頭、私は顔と体で勝負」と、姉妹でお互いに優越感や劣等感を覚え合っているという設定。そんなジュリアは、町一番のハンサムなお坊っちゃまをも虜にする。
リリー・テイラーは、姉妹の親友であり、バイト仲間。彼女にはれっきとしたフィアンセがいるのだが、肝心の結婚に漕ぎ着く勇気がいまひとつ。ちょっとピンぼけなところもある気のいい女の子というタイプ。
この3人がミスティックピザという宅配ピザやバイトをしているのだが、物語はそれぞれの恋愛騒動をスケッチしていく。