西澤 晋 の 映画日記

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2010年 04月 02日

フェイス/オフ(1997) ☆☆☆

f0009381_5143386.jpg監督:ジョン・ウー
脚本:マイク・ワーブ/マイケル・コリアリー
撮影:オリヴァー・ウッド
音楽:ジョン・パウエル

出演:
ジョン・トラヴォルタ (ショーン・アーチャー)
ニコラス・ケイジ (キャスター・トロイ)
ジョアン・アレン (イヴ・アーチャー)
アレッサンドロ・ニヴォラ (ポーラックス・トロイ)
ジーナ・ガーション (サーシャ・ハスラー)

        *        *        *

ジョン・ウーの最高傑作

ギャングのボスに成り代わるために顔を取り替え、声帯もとりかえるという荒唐無稽なお話。
FBIのショーン・アーチャー(ジョン・トラヴォルタ)捜査官は、凶悪なテロリスト、キャスター・トロイ(ニコラス・ケイジ)に幼い息子マイケルを殺され、復讐の念を燃やしていた。そんなアーチャーは、ついにトロイを逮捕するが、その捕り物劇のなかでトロイは植物人間になってしまう。
そんなトロイは、ロサンゼルスを壊滅させるほどの時限式細菌兵器爆弾を仕掛けていた。かくしてアーチャーに極秘指令が出る。それは、爆弾のありかを聞き出すために、トロイの顔の皮膚と声帯を移植して、刑務所にいるトロイの弟ポラックスからその場所を探り出せというものだった。

そこまでならまだありかなっておもうのだけど、顔を奪われたテロリストのトロイが蘇生し、自分の顔をもっていったアーチャーの顔になるという・・このときは声帯はどうしたんだろう??? とか、お互いの女と寝たら、あいての女性はわかりそうなもんだけど。なので物語の基本構成はほとんどドラえもんにでてきそうなギャグマンガの土壌の上に、アクション映画を展開している。まあ、そんな突っ込むところは一杯在るかもしれないが、それを忘れてアバウトにみるとノンストップ・ジョン・ウーアクションが存分にたのしめる。

ただ、アクションだけではなく、顔を替えたトロイはアーチャー捜査官の家庭にはいり、さりげなく娘と交流したり、アーチャーはトロイの情婦と寝てしまったりと、いろいろ話が一本調子にならないように工夫されている。ありえない設定をとりあえず受け入れれば、こんなドラマもありかな・・・?

<あらすじ>
キャスター・トロイになりすましたアーチャーは刑務所に送られ、何とかトロイの弟・ポラックスから爆弾の設置場所を聞き出すことに成功。トロイが奇跡的に意識を回復。彼はその手術を担当したウォルシュ博士に残っていたショーンの顔を自分に移植させてしまう。さらにこのミッションの秘密をしるものを皆殺しにすると、アーチャーに成りすまし、ポラックスを釈放して自ら爆弾を解除、一躍ヒーローになってしまう。一方アーチャーは、とろいとして刑務所に拘置されたままとなる。
アーチャーとなったトロイは、彼の家庭にはいり、夫の変化にとまどいながらもアーチャーの妻・イヴ(ジョアン・アレン)は彼を受け入れベットも共にする。父親の豹変ぶりに反抗期の娘ジェイミー(ドミニク・スウェイン)は目を丸くした。事態を知り、哀しみと怒りで気も狂わんばかりのアーチャーは刑務所を脱獄、トロイの恋人サシャ(ジーナ・ガーション)のところにお世話になる。
お互いの顔をまとったふたりは鏡をはさんでついに対面。銃を構えて対峙するふたり。トロイの弟ポラックを殺したアーチャー。復讐に燃えるトロイ。アーチャーはトロイの顔のまま、かつてのわが家へ逃げ込んだ。怯えるイヴにふたりだけが知る想い出を語り、女医である彼女に血液型を鑑定させて自分こそが本物の夫なのだと納得させた。と同時にイヴは自分がトロイと寝ていたことにやりきれない気持ちになる。
モーターボートの大追跡に続く肉弾戦。死闘の末、アーチャーはトロイを倒し、自分の顔を取り戻して、わが家へと帰っていった。

by ssm2438 | 2010-04-02 05:15


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