西澤 晋 の 映画日記

ssm2438.exblog.jp
ブログトップ | ログイン
2010年 04月 02日

ホワイト・ローズ(1989) ☆☆☆

f0009381_785324.jpg監督:ライコ・グゥルリッチ
脚本:ボリスラフ・ペキッチ
    ライコ・グゥルリッチ
    サイモン・マッコーキンデール
撮影:トミスラフ・ピンター
音楽:ブラネ・ジヴィコヴィッチ
    ジュニア・キャンベル
    マイク・オドンネル

出演:
トム・コンティ (アンドレヤ)
スーザン・ジョージ (アナ)
ロッド・スタイガー (マーティン)

        *        *        *

さえない中年男のひと夏の夢・・・

第二次世界大戦も終結の兆しがみえてきた1944年のユーゴスラビア。川の水浴場で監視員をしているさえない独身男が、パルチザンの妻とその子供をかくまうことになり、彼女は身元を隠すために偽装結婚しその男の妻となる。それは、その男にとって夢のような時間だった・・・。

うううううう、ふけたなあスーザン・ジョージ・・・、生年月日と公開年をてらしあわせてみると、スーザン・ジョージは38~39歳のはずなのだけど、やたらとふけて見えた。『帰郷』の時のジェーン・フォンダがそのくらいだとは思ったが、このスーザン・ジョージはちょっと悲しかった。スーザン・ジョージは、『わらの犬』の衝撃のヒロイン。あの時の彼女のイメージが強すぎて、他の役どころがほとんど思い出されない。フランコ・ネロ主演の忍者モノにヒロインとして出てたような気がしたが・・、それくらいだ。

この映画、岩波ホールか、シネシャンテか、それともシネスイッチか・・・そのあたりのどこかで見たと思う。ユーゴスラビアの映画で、スーザン・ジョージがひさびさに見られるというのでう懐かしい彼女に会うような気持ちでみにいった。

<あらすじ>
第二次世界大戦もそろそろ終わろうかという1944年の夏。ユーゴスラヴィアの小さな田舎町では、ゆったりと流れる川の一角に平和な水浴場をもうけていた。その水浴場の監視人アンドレヤ(トム・コンティ)は、人の良い中年男だった。そんな彼は、監視人の仕事をしているが、今まで一度も人の命を助けるような場面には遭遇してこなかった。
そんなある日、漁師マーティン(ロッド・スタイガー)から、ナチに追われているあるパルチザンの妻・アナ(スーザン・ジョージ)と彼女の息子ダニーを預かるように頼まれる。やがてこの水浴場にも戦争の影は忍び寄り、ドイツ軍将校が頻繁に姿をみせるようになる。身の危険を感じたアナは、新しい身分証を得るために、アンドレアと偽の結婚をする。突然妻が出来たアンドレアにとっては至福の時間だった。
そんなある日、アンドレアは初めて溺れた人間を助ける。しかしそれがドイツ軍将校だった。アンドレアは村人から裏切り者として軽蔑され、ドイツ軍に身元の割れたアナとダニーは、別れを言う間もなく彼のもとから去って行った。翌日、ドイツ軍の逃亡する橋にマーティンが爆弾をしかけた時、そこにドイツ軍に因われのアナとダニーもいた。その時アンドレアはふたりの命を助けるために、大声を出して敵の注意を引く。マーティンがドイツ兵に射たれた直後、橋が爆発した。そしてアンドレアは、ドイツ軍から逃れてゆくアナとダニーの後ろ姿を万感の思いを込めて、見送るのだった。

by ssm2438 | 2010-04-02 07:09


<< アウトブレイク(1995) ☆☆      昼下がりの衝撃(1981) ☆☆ >>