西澤 晋 の 映画日記

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2010年 04月 05日

グエムル・漢江の怪物(2006) ☆☆☆

f0009381_6365619.jpg監督:ポン・ジュノ
脚本:ポン・ジュノ
    ハ・ジョンウォン
    パク・チョルヒョン
撮影:キム・ヒョング
音楽:イ・ビョンウ

出演:
ソン・ガンホ (パク・カンドゥ)
ピョン・ヒボン (パク・ヒボン)
パク・ヘイル (パク・ナミル)
ペ・ドゥナ (パク・ナムジュ)
コ・アソン (パク・ヒョンソ)

        *        *        *

怪獣の描写はとってもグロく、いい感じ! ただ、コメディ系に逃げるのがちょっと難点かなあ・・。喰い合わせが悪い。あれってテレですかねえ?

しかし、初めてこれを見たときは、なんか『パトレイバー』の劇場3作目に似てるなあって印象だったが、純粋にこの怪物きもちわる~い、でも動きはすご~いって思った。韓国映画のCG力はほんとにスゴイレベルまできてるんだって。日本の怪獣映画とかは、とにかくでかい怪獣ない怪人が出てきたら、庶民は勝てない、ひらすら逃げる・・って描写にきまってくる。これは悪しき伝統だなっていつも思う。未知の怪獣がでてきたら、とりあず戦ってみるって発想も絶対必要。日本人の悪いところは、変身しないと怪人・怪獣とは戦えないとかんがえるところ。もうこれは『ウルトラマン』『仮面ライダー』のころから遺伝子的に摺込まれている悪しき伝統。それがある種のファンタジー思考にしか走れない人間を生むのだとおもう。とにかく、怪獣が出てきたら、どうやったらウルトラマンや仮面ライダーなんかならずに、人間の英知と勇気と根性で倒せるのかナを追求するドラマをきちんと作って欲しいものだ。それはこの映画ではやってくれてるのがいい。
その反面、へんな家族愛やら、コメディテイストの見せ方やら、料理の仕方がかなり方向性に乏しいきがする。この映画の設定だったらがっちがちの怪獣映画が出来たのにっておもうのだけど・・。そのあたりはちょっと残念。

<あらすじ>
在韓米軍基地では大量の化学物質を下水へ投棄していた。その廃液が漢江へ流れだした。それから6年後・・。
パク一家は、漢江の河川敷で行楽客相手の売店を営んでいた。そこに突如、巨大な怪物“グエムル”が現れ、河川敷に集う行楽客を襲った。次々に怪物の餌食にされていく人々の中に、カンドゥの娘・ヒョンソもいた。犠牲者の合同葬儀で数年ぶりに一同に会するパク一家。
在韓米軍はグエムルと応戦した米軍兵士からウイルスが検出されたと発表。しかしこのウイルス騒ぎは、グエムル回収に米軍が介入する為の捏造であった。パク一家もグエムルのウイルスに感染している可能性があるとされ病院に収容された。収容所に隔離されたカンドゥの携帯に死んだと思われていたヒョンソから電話がかかって来る。
カンドゥは再び病院から逃亡し、ヒョンソ救出に向かう。米軍が漢江一帯を封鎖しエージェント・イエローを散布する中、カンドゥたちはグエムルを追いつめ、その腹の中からヒョンソの体を引きずり出す事に成功するが、ヒョンソは既に絶命していた。カンドゥたちは、米軍の捕獲部隊から逃れようとするグエムルの息の根を止め、ヒョンソとヒボンの復讐を果たすのだった。

by ssm2438 | 2010-04-05 06:38


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