西澤 晋 の 映画日記

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2010年 04月 08日

ユニバーサル・ソルジャー(1992) ☆☆

f0009381_1553216.jpg監督:ローランド・エメリッヒ
脚本:リチャード・ロススタイン
    クリストファー・レイチ
    ディーン・デヴリン
撮影:カール・ウォルター・リンデンローブ
音楽:クリストファー・フランケ

出演:
ジャン=クロード・ヴァン・ダム(リュック)
ドルフ・ラングレン (アンドリュー)
アリー・ウォーカー (ヴェロニカ)

        *        *        *

もうすこしどこかがどうにかなっていたら、面白いものになっていたかもしれないのに・・・。

一番良くないのが、主人公が生きているのか、死んでいるのか、どのように解釈していいのか分らないことが実に問題。ベユニバーサル・ソルジャーというのは、トナム戦争の時に戦死者を蘇生して戦死にしたてあげた部隊。そこで死んだはずのジャン・クロード・バンダムが、死んでいるにもかかわらず、生きている風に行動するので、感情移入していいのか悪いのか見ている側の入れ込みようが分らないのだ。もし死んでいるのなら、それに感情をインベストするのは無駄なことだし、生きているのなら、この戦いが終わった後どうなるのか・・ということに希望くらい持たせて欲しいのだが、結局この戦いが終わって、血清がなくなれば後は長生き出来そうにない。とにかく、感情移入していいのかどうなのか、そこが宙ぶらりんのまま物語を勧められたのが実にいたい。
もしこの話で、一度は死んだ体だけど、蘇生して、今後も生きていけるという可能性の提示さえあればこれはこれで安心してみられたのに・・。

監督は、『インディペンデンス・デイ』『ゴジラ』ローランド・エメリッヒ。まあ、エメリッヒの映画に高尚な理屈などはいらない。どこかでみたようなコンセプトだったり、見たことのあるようなシーンたったりするが、シーンシーンではそこそこ楽しめる出来だと思うし、見せ方もそこそこ見せている。ただ・・、そのシーンが映画のなかでどれだけ意味をもってくるのか、その意味をもたせるつなぎが非情にへた。迫力あるシーンをとってつなげただけというような感じの映画になっている。

<あらすじ>
1990年、アメリカのフーパー・ダムでおきたテロリストたちによる人質事件を解決しが発生した最新鋭の科学技術によって重装備された彼らユニバーサル・ソルジャー。テレビのリポーター、ヴェロニカ(アリー・ウォーカー)は、カメラマんとともに彼らの正体を暴くため、この部隊の秘密を追う。ネヴァダ砂漠の中に停まる巨大トレーラーに潜入した2人は、兵士たちの正体が、死体を蘇生させ、感情や記憶を消した改造人間であることを知る。しかし捕えられた2人は取材したフィルムを渡すように脅かされ、それを拒むと問答無用で兵士スコット(ドルフ・ラングレン)に撃ち殺されてしまう。兵士リュック(ジャン・クロード・ヴァン・ダム)はとっさにベトナム時代の惨劇がおもいだされ、ヴェロニカをつれて逃走した。
追跡するスコットたちから逃れながら記憶を取り戻していくリュックと、彼に惹かれていくヴェロニカは、リュックの故郷を目指す。故郷にたどり着いたリュックは、両親との再会を果たすが、襲いかかってきたスコットに、ヴェロニカと両親を人質にとられる。素手で対決することになったリュックは、激闘の末、スコットを倒すことができた。

by ssm2438 | 2010-04-08 15:54


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