西澤 晋 の 映画日記

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2010年 04月 17日

セーラー服色情飼育(1982) ☆

f0009381_71152.jpg監督:渡辺護
脚本:小水ガイラ

出演:可愛かずみ

        *        *        *

実はウラジーミル・ナボコフの『ロリータ』をベースにしてる。

大学で教鞭を執る主人公は、母親と二人暮らしをしている、ある少女に夢中になる。彼はまず自分の年齢に釣り合った、少女の母親と結婚して家庭の一員となり、期を見て少女をものにしようという計画をたてた。
彼は彼女の母と結婚し、少女の母親を事故に見せかけて溺死させ、少女を手中に収める・・という話。確かにナボコフの『ロリータ』ベースではあるが、前半部の物語だけ(それも少女と“H”をするまで)を物語にしているので、<女性の本質>と<男の憧れ>といったこの原作の本質部をドラマにしているわけではない。

しかし・・・、それでもこの映画が価値があるのは可愛かずみの存在だろう。芸能界にあまり興味はなく、元々、美容師になるつもりだった彼女だが、高校在学中にスカウトを受け、モデルクラブに登録する。にっかつの宣伝用ポスターの仕事が舞い込み、引き受けるが、脱がないといけない仕事だと知らなかった。にっかつの担当者が怒られているのを見て同情してしまい、「話が違う」と一旦は断ろうとするが、最終的に引き受けた。この時に渡辺護監督の目に止まり、1982年、この映画で芸能界入りする。モデル事務所から「次のステップに繋がる」という勧めもあり、きわどいラブシーンをしないという条件で、承諾する)「可愛かずみ」の芸名は、渡辺監督によって命名されたという。
タイトルはかなり卑猥なタイトルだが、露出度はきわめて低く、彼女が脱いでいるシーンはあまりない。それも裸でねそっべっているだけで、その乳房などを下元史朗がなでまわしているだけという、まったくエロさはない、まさにただのお人形さん状態。しかし彼女の体は細いのだが乳房だけはふくよかであり、ビジュアル的には圧倒的に素晴らしかった。
映画よりも彼女の写真集『ふりむかないで・可愛かずみ写真集』(撮影・小沢忠恭)のほうが断然よかった。
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by ssm2438 | 2010-04-17 07:13


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