2010年 04月 19日
監督:デヴィッド・ハミルトン 脚本:カトリーヌ・ブレイヤ 撮影:ベルナール・ダイレンコー 音楽:フランシス・レイ 出演: パティ・ダーバンヴィル (ビリティス) モナ・クリステンセン (メリッサ) * * * ダーヴァンビル家のパティは・・・なんだか老けて見えるぞ(苦笑) デヴィッド・ハミルトンの写真は、子供から大人へと変わる辺りの女性の写真がおおく、フォギーフィルターをかけて白をにじませて撮る。それはどの写真集においても同じなのだが、映画においても同じよう撮り方をする。この映画は、そんなデヴィッド・ハミルトンが初監督した映画なのだが、本人もそこは割り切っているとみえて、ドラマを真剣に撮ろうとするのではなく、あくまで自分流の写真を、とりあえずあるストーリーの流れにそって撮っていこうかなというようなもの。なので物語を真剣にたのしむような映画でもない。ま、こういう映画があってもいいだろう。そんなハミルトンの動く写真集にフランシス・レイが音楽をつけた・・というような映画。 もちろんヌードは出てくるのだが、ハミルトンの画面というのはとににいやらしさはなく、さらりとしているのでエロさという点でも特に特筆する点はない。ヌードが出てる映画でも、オナニーのおかずにはなりづらい映画だ。 当時このようなソフトポルノ系の映画がやたらとはやっていたが、そのなかでも特にエロさをかんじさせない映画となっていた。まさに女性を美しく撮るというだけの映画で、ひっかかりがまったくない映画。ハミルトンの奥さんでもあるモナ・クリステンセンだけがひたすら美しかったという印象だった。あと主役のパティ・ダーバンヴィルは・・・若いのかもしれないが妙にふけて見えた(苦笑)。 <あらすじ> 学期末をうまけ、夏休みにはいる寄宿学校。ビリティス(パティ・ダーバンヴィル)は、父の女友達の娘メリサ(モナ・クリステンセン)とその夫ピエールの住む南フランスはプロバンス地方で、その夏を過ごすことになった。メリサの高貴なエレガントさをかもし出す女性でありビリティスの憧れでもあるが、彼の夫のピエールは生理的に好きになれない。しかし、そんなメリサは、夜になると夫のピエールにサディスティックに愛されていた。 ある日、メリサとビリティスは海へ行くと、学芸会で出会った写真家のルカに再会。ずっと彼のことを好きだったはずのビリティスだが、ルカが最後の一線をこえようとすると、こばんでしまうビリティス。そのことをメリサにすビリティスはメリサに抱きつき、やがて女性通しでなぐさめあう。 数日後、ピエールは他の女性と共に旅に出てしまい、メリサは孤独を感じる。彼女のためにパーティを開くビリティスだが、その場にきていたルカとメリサは熱い視線をかわすことになり。 結局のところ、自分が好きだった男と女が引っ付くのを指をくわえて見ているしかなかったビリティスの青春のほろ苦い夏が終わった。
by ssm2438
| 2010-04-19 10:32
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主観重視で映画の感想を書いてます。ネタバレまったく考慮してません。☆の数はあくまで私個人の好みでかなり偏ってます。エンタメ系はポイント低いです。☆☆=普通の出来だと思ってください。 by ssm2438 リンク
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