西澤 晋 の 映画日記

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2010年 05月 02日

ツイスト&シャウト(1989) ☆☆

f0009381_21333310.jpg監督:ビレ・アウグスト
脚本:ビレ・アウグスト
撮影:ジャン・ウェインク
音楽:ボー・ホルテン

出演:
アダム・トンスバーク (ビヨン)
ラース・シモンセン (エリック))
ウルリケ・ユール・ボンド (キースティン)
カミラ・ソエバーグ (アンナ)

        *        *        *

ビレ・アグビストって上手いかもしれないけど、やっぱり面白くない。

先の『ペレ』をみて、演出はしっかりしているものの、どうにも面白くない展開にちょっとみくびりかけてビレ・アグビスト。もう一回だけ期待かけてみようかと、劇場に足を運んだのがこの『ツイスト&シャウト』。しかし、これもじめっとした暗さがやっぱりアグビストだった。タイトルだけみるとのりのいい音楽やってるメンバーの青春モノ中って思ったらさにあらず、ひたすら苦々しい青春の映画だった。そのでも、こまったことにその苦々しさだけしかのこらない。
憧れの彼女と“H”をするようになれど彼女を妊娠させてしまい、彼女のおなかを蹴って堕ろしてしまう。そして彼女がいなくなると今度は、都合よく彼を好きな女の子に慰められて婚約。しかもその彼女は親友が好きな相手。主人公の周りには不幸が充満しているのに本人だけは、何故かそれを被らない理不尽さ。その理不尽さゆえに親友には優しくするしかない主人公。自分が不幸になるはずなのにならないいたたまれなさ。こんな主人公を描けるのはビレ・アグビストくらいのものだ(苦笑)。しかし面白くない。

実はこの映画『子供たちの城』(1983)お続編にあたる。私はこちらの映画はみてないのだが、やっぱり青春時代の苦い思い出話みたいだ。不良中学生やっててドロドロ。そこから脱却して2年の月日がたった主人公ビヨンのその後の話。

<あらすじ>
1963年のコペンハーゲン。ビートルズに夢中の高校生ビヨン(アダム・トンスバーク)は、ある夜クラブハウスでアンナ(カミーラ・ソエバーク)という美少女と出会い、彼女に一目惚れする。一方波の友人エリック(ラース・シモンセン)は、病床の母と厳格だが愛人をもつ父という居心地の悪い家庭環境にいた。エリックは同級生のキースティン(ウルリッケ・ユール・ボンド)に思いを寄せていたが、彼女が愛していたのはビヨンだった。
f0009381_21341660.jpgしかしそのビヨンは、アンナと仲良くなり、初めての夜を過ごし、幸せな日々過ごしはじめていた。しかしアンナの妊娠が発覚すると、彼女は中絶に踏み切る。そしてビヨンの前から姿を消した。ビヨンは心の痛手を癒すかのようにキースティンに慰めを求めるようになる。そして婚約。
ビヨンとキースティンの婚約パーティーの夜、愛人のもとへ向かおうとする父と殴り合いになったエリックは、母を祖母の住む田舎で療養させることを決心し、ビヨンに助けをもとめる。婚約パーティーを延期して、エリックのもとに走るビヨンだった。

by ssm2438 | 2010-05-02 21:35


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