2010年 05月 01日
監督:ジョン・ミリアス 脚本:ロバート・ディロン/デヴィッド・シェイバー 撮影:フレッド・J・コーネカンプ 音楽:ベイジル・ポールドゥリス 出演: ブラッド・ジョンソン (グラフトン中尉) ダニー・グローヴァー (カンパレリ中佐) ウィレム・デフォー (コール少佐) ロザンナ・アークエット (キャリー) * * * このミニチュア特撮は何故か心に残る。実にいい感じ! そろそろハリウッドでもCGが幅をきかせてきてるであろうその時代にあえて(単に予算がなかっただけかもしれないが)、ハノイの空爆シーンなどをミニチュア特撮で撮ってしまった、なんとも円谷英二がみたらけっこう感動するんではないだろうかというような映画。『未知との遭遇』でもそうだが、CGが幅を利かせる以前、ミニチュアセットを使ってどれだけそれらしく映像がつくれるか・・というのは特撮部隊の腕の見せ所だったわけだが、あの頃の映画を作っていた人はきっとそれを嬉々としてやっていたのだろうなあって思う。ミニチュアを釣り込む楽しさとか、それを壊す楽しさとか・・。そんな懐かしさを感じる映画。本来は☆二つが妥当だろうが・・・、個人的に愛すべき映画なので☆一つおまけに追加。 監督はジョン・タカ派・ミリアスなのでおのずと知れた、いけいけタカ派ムービー。ベトナム戦争時代、どうにも効率的とは感じられない空爆を命じられ続け、その結果ナビゲーターを失った主人公が怒りまくり、命令無視してサイゴンに突入、その南ベトナムの中心部を空爆してしまう話。 確かに映画としてみればショボイ映画になるかもしれないが、何故か捨てきれない、愛すべき魂がくすぶっている映画。この映画にロザナ・アークエットが出てくれているのも嬉しい。 <あらすじ> 1972年、ベトナム戦争。米海軍A-6型爆撃機イントルーダーのパイロットであるジェイク・グラフトン中尉(ブラッド・ジョンソン)は、戦死をとげた同乗のモーグの妻を慰問する。そこには未亡人の姿はなく、代わりに手伝いに来ていたキャリー(ロザンナ・アークェット)という美しい女性がいた。 新しくナビゲーターに着いたのはコール少佐(ウィレム・デフォー)だった。 コールとコンビを組むことになたグラフトンは、一刻も早く敵の本部のあるハノイを攻撃するべきだと上層部に進言する。しかしその進言は却下された。2人は極秘でハノイ爆撃の計画を練る。3日後、帰艦命令を無視して編隊を離れ、一路ハノイに向かった2人の乗るイントルーダーはハノイのミサイル基地を攻撃することに成功した。
by ssm2438
| 2010-05-01 22:19
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主観重視で映画の感想を書いてます。ネタバレまったく考慮してません。☆の数はあくまで私個人の好みでかなり偏ってます。エンタメ系はポイント低いです。☆☆=普通の出来だと思ってください。 by ssm2438 リンク
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