西澤 晋 の 映画日記

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2010年 05月 03日

ブロンドXX(1995) ☆

f0009381_3295586.jpg監督:マーク・エズラ
脚本:マーク・エズラ
撮影:ジェームズ・アスピナール
音楽:ドミニク・クロフォード=コリンズ

出演:
ジェイミー・ハリス (ジョニー)
マリアム・ダボ (ベアトリス・バクスター)

        *        *        *

なんだ、マリアム・ダボが主役じゃないのか・・

ここを勘違いすると最初から乗れない。まあ、そこを勘違いしなくてものれない映画だったけど。
マリアム・ダボが出てるというだけでみたが・・・、この人にはアクションは似合わない。本作ではなんと<非情の殺し屋>を演じているのだが、とにかく動きにキビキビ感がまるでない。どこをどうみてもプロの殺し屋には見えない。『ターミネーター』でいうならシュワちゃんの役どころである。しかし・・・マリアム・ダボじゃむりだ。。。
これは本人の資質によるものだろう。『007/リビング・デイライツ』では可憐なしぐさをしてみせた。彼女がうごくたびにその可憐さというか健気さがと画面から伝わってきた。これは吉永小百合のかもしだす匂いに似ている。
そういえば吉永小百合も刑事とかは出来ない人だった。『天国の大罪』という映画で刑事役をやっていたがどうにもきびきび感がなかった。それ自体はけっして悪いことだとは思わない。役者としてはどうなん??って思うけど、もうこういう存在はその人の本質がそういう風に出来上がっていて、そういう風にしか動けないものなのだろう。それは吉永小百合にしてもマリアム・ダボにしても、この人が動くときはどうしたって可愛くなる・・ということなので、結局こういう役者さんの場合はもう使う側が適材適所に配置するか否かが問題になってくる。この映画のマリアム・ダボも、彼女がどうのこうのというよりも配役をきめたプロデューサーサイドの失敗だろう。

キャスティングもひどいが話もひどい。とにかく誰に感情移入していいのかわからない。もっとも私の場合はマリアム・ダボみたさでみていたのだけど、どうやらこの人は主役ではないらしく、本来感情移入するべき人はべつにいるらしいのだが・・・・どうもみつからない。これはもうストーリー構成の問題だ。いやいや、それだけでもない。リチャード・ハリスのギャングのボス役もかなりひどい。このビジュアルを作った人は誰だ? ダサすぎる。やっぱり監督が無能なんだろうなあ・・・。

<あらすじ>
非情の女殺し屋ベアトリス(マリアム・ダボ)が、雇い主のギャングの金を横領する。途中知り合った頭のヨワい女を自分の身代わりに仕立てて殺し、追っ手から逃れようとするが、実は彼女が死んでなかった。その女の恋人の男が、彼女を救うためにギャングのボスに取引を申し出る。

by ssm2438 | 2010-05-03 03:58


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