西澤 晋 の 映画日記

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2010年 05月 22日

マイ・ライバル(1982) ☆☆

f0009381_9501133.jpg監督:ロバート・タウン
脚本:ロバート・タウン
撮影:マイケル・チャップマン
音楽:ジャック・ニッチェ/ジル・フレイザー

出演:
マリエル・ヘミングウェイ(クリス・ケーヒル)
パトリス・ドネリー (トリー・スキャナー)
スコット・グレン (ティングロフ・コーチ)

        *        *        *

20世紀で唯一の熱血スポ根純粋レズビアン映画

原題は『パーソナルベスト』。
当時は『リップスティック』『マンハッタン』マリエル・ヘミングウェイ見たさに見たのだが、映画の内容はまじめな同性愛ものだった。モスクワ五輪の陸上5種競技陸上の代表権をかけて国内の大会でしのぎを削る女性アスリート同士の友情と愛情、嫉妬と誤解。実は熱血スポ根ムード路線ではなく、フィールドではライバルとなる女性同士の関係(レズビアン)を描いたドラマとしてとらえたほうがよさそう。そんな二人がある悲しい誤解から別れるはめになるくだりはとても切なかった。

最初はただの普通のスポ根サクセスものかとおもってたら・・、女性同士の友情が描かれ、さらに肉欲もはいってくるというちょっと驚きの展開。しかし下世話な趣味とか一線をかくしたまじめで自然なレズビアン。アプローチとしては正しい映画だと思った。

エロさはまったくないのでそっち方面を期待しないように。

<あらすじ>
モスクワオリンピックの予選会で初めて5種競技に出場したクリス・ケーヒル(マリエル・ヘミングウェイ)、の結果は芳しくなかった。しかし、彼女を熱い視線でみる女子選手がいた。彼女はすでに一流選手として知られているトリー・スキナー(パトリス・ドネリー)。彼女はこの大会でも好成績を残しオリンピック出場選手に選ばれた。
クリスの才能を認めるトリーは、自分のコーチであるティングロフ(スコット・グレン)についてトレーニングすることを勧めた。トリーと共同生活しながら練習に励むくリスだったが、コーチのティングロフはトリーのクリス評に耳を傾けようとはしなかった。しかし、ある日の大会で、ハードルでスタートに失敗したクリスが猛烈な追い込みで3位にくいこむという見事な走りぶりを見せてからはメキメキと才能を伸ばしていく。一方、トリーが精彩を失い出し、ティングロフも今はクリスに力を注いでいく。
モスクワ五輪まであと2年。クリスとトリーのハードトレーニングは続くが、トリーがアドバイス・ミスをしたことで、クリスが左ヒザを痛めてしまった。これは意図的なものなのか、それとも偶然のアクシデントだったのか・・、疑心暗鬼がクリスのなかでひろがる。
クリスとトリーが友情以上の深い関係に陥っていることに不安を感じたティングロフは、2人をひき離し、それぞれに独自のトレーニングを強いた。クリスはプールでリハビリテーションに努め、そこで、水泳選手デニーと、知り合った。元オリンピック・ゴールドメダリストである彼は、クリスにアドバイスを与え、2人は恋に陥ってゆく。
そして全米選手権の日。アメリカはモスクワ・オリンピックをボイコットしており、彼女らにとってはこれが頂点の大会だった。二人はフィールドに立っった・・・。

by ssm2438 | 2010-05-22 09:52


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