西澤 晋 の 映画日記

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2010年 05月 23日

プレデター2(1990) ☆☆

f0009381_18504717.jpg監督:スティーヴン・ホプキンス
脚本:ジム・トーマス/ジョン・C・トーマス
撮影:ピーター・レヴィ
音楽:アラン・シルヴェストリ

出演:
ダニー・グローヴァー (マイク・ハリガン警部補)
ゲイリー・ビューシイ (ピーター・キース)
マリア・コンチータ・アロンゾ (レオナ・キャントレル捜査官)

        *        *        *

がらりと舞台とテイストを変えた続編だが意外と悪くない!

前作でアーノルド・シュワルツェネッガーとジャングルで壮絶なバトルを演じたプレデター。そのプレデターが今回はロサンゼルスに登場する。やはり市街地が舞台であることから物語に社会性発生、それがエイリアンの仕業だと把握するまでは通常の殺人捜査にあたる警察&FBIというスタンスなので展開されるので物語としては前作よりもはるかに面白い。普通の刑事/捜査官vsプレデターの構図がこの映画の良いところだろう。ただ、主人公がダニー・グローヴァーでは、主役としてちょっと華がないというか地味というか・・。これがもう少し名のある人、たとえばキアヌー・リーブスとかだったらもっと世間受けがよかったのに。ただ、アーノルド・シュワルツェネッガー主演にもってこなかったことは物語構成上からみるととても正しい選択だったと思う。

そして今回の『プレデター2』からは強引にもプレデターの行動理由に正義の味方的言い訳をつけてきた。これは前作からあったがほとんど表面化してなかったというだけなのか、今回からそんな理由でプレデターが登場するのか・・・、そのへんは定かではないが、個人的には今回から強引に、なおかつ前作と整合性を乱さない程度に、入れ込んできたのではないかと思っている。

キャスティングにおいてはマリア・コンチータ・アロンゾが出てきているのがうれしい。この人、ポール・マザースキー監督の『ハドソン河のモスコー』でお目にかかった以外はなかなか見る機会がなく残念に思っていたのだが、ちょっとばかりメジャーな本作に登場してくれたことは嬉しかった。

<あらすじ>
近未来(本作では1999年ということになっている)のロサンゼルス。コロンビアの麻薬シンジケートのアジトとなっている高層ビルの一室に突入したハリガン警部補(ダニー・グローヴァー)らは、そこで血塗れた無数の惨殺死体を発見する。しかしこの関連の捜査は麻薬取締局を名乗る政府の役人キース(ゲイリー・ビューシイ)たちから強引に事件捜査の引き渡しを命じられる。それでも捜査をつづけるハリガン。正体不明の殺戮者による犠牲者の数は増えていく。新入りのランバートは走行中の地下鉄の中で惨殺され死体を持ち去られ、同行していたレオナ・キャントレル捜査官(マリア・コンチータ・アロンゾ)も殺されそうになるが、何故かその殺戮者はそのまま立ち去った。
キースは10年前に南米某国のジャングルで起きた怪事件を追求し、プレデターの生け捕りを目論んでいた。そして計画は実行され精肉工場内にプレデターを追い詰める事に成功すが、想像を遥かに超えるプレデターの戦闘能力の前にキースの部下たちは成す術が無く、次々と殺されていく。そこへハリガンが救援に駆けつけるが、唯一生き残っていたキースもまたプレデターの手によって殺されてしまう。激しい死闘の中、深手を負い武器も失ったプレデターはハリガンの前から逃走。追跡の末ハリガンは謎の宇宙船の内部に辿り着く。ハリガンは宇宙船の中でたくさんのプレデターと対面する。
彼らの使命は、宇宙の平和を乱しかねない殺戮を起こすであろう種を狩ることだった。さらに生命の尊さを知る彼らは、まだ悪しき心にそまっていない赤ちゃんを殺すことはない。地下鉄でキャントレル捜査官が殺されなかったのは、彼女が妊娠していたからだ。そして彼らは古代から伝わる銃を残して去っていってしまうのだった。

・・・しかし続編は作られなかった。その後はエイリアンと戦うことになる(苦笑)。

by ssm2438 | 2010-05-23 18:51


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