西澤 晋 の 映画日記

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2010年 06月 11日

弾突 DANTOTSU(2008) ☆☆☆

弾突 DANTOTSU(2008) ☆☆☆_f0009381_031984.jpg監督:ロエル・レイネ
脚本:J・D・ザイク
撮影:リチャード・クルード
音楽:ジェラルド・ブランスキル

出演:
ティーヴン・セィーガル (マット)
レネー・エリス・ゴールズベリー (ドレア)
ブランチャード・ライアン (リズ)
ポール・カルデロン (ブルー)
ランス・ヘンリクセン (老人)

        *        *        *

最近のスティーブン・セィーガル物の中では、これ、意外といいんじゃないか!

このての話ではありがちなのだけど、全体的にとても高揚感を感じる映画になってる。もと特殊部隊の特殊鋼索引で、その後刑事となった男が、諸事情があり免職、その後酒とギャンブルにおぼれてる。そんなスティーブン・セィーガルのもとに怪しいご老人が接触、法では裁けない悪を闇の世界で葬る仕事を依頼するようになる。まあ、洋物の必殺仕掛人のようなものだ。
しかしセィーガル、ちょっとデブ。もうちょっとやせたほうがいんじゃないか? もうさすがに革ジャンは脱げないだろうなあ。“H”シーンも代役立てないと腹が出てて出来ないだろう。本編のなかにも一応それらしいシーンはあったが、見事に窓越しで抱き合っているだけにしてあった。ありゃあそうとうお腹がたるんでいるとみた。

しかし女性人もとてもいい。エクス・ワイフ役のブランチャード・ライアン(←)はシャーリズ・セロンキャサリン・ハイグルを足して2で割ったような風貌でもんくなく美しい。これからブレイクしてくれれば幸いである。それにパートナーの一人の女性ドレアを演じているレネー・エリス・ゴールズベリーもとても好感がもてる。主人公マット(スティーブン・セィーガル)の娘を演じるリディア・ジョーダンは、実の娘・藤谷文子『ガメラ 大怪獣空中決戦』の草薙浅黄)に似ているから、ちょっと意識して選んでるのかもしれない。

<あらすじ>
コネティカット州ブリッジポート。今は酒とギャンブルにおぼれる元刑事マシュー・コナー(スティーブン・セィーガル)はギャンブルで多額の借金ってしまい、その借金をかたがわりしてくれた素性不明の老人(ランス・ヘンリクセン)と会うことになる。老人はマットがかつて特殊部隊の暗殺チームに所属した伝説の暗殺者である過去を知っており、彼に法で裁けぬ犯罪者の暗殺の仕事を持ちかける。
マットはその老人からの依頼をうけ、北朝鮮の工作員と組んで偽ドル札製造で荒稼ぎするイタリアン・マフィアのブルーノと、その取引相手であるチャイニーズ・マフィアのリンを首尾よく抹殺する。だが、3人目の標的は別れた妻リズ(ブランチャード・ライアン↓)の再婚相手であり、娘(リディア・ジョーダン)の新しい父親で、マットのかつての同僚で親友でもあるスティーヴだった。
マットは、親友であり、娘の育ての親であるスティーブは殺せないと組織を抜けようとするが、スティーブの正体ははやり犯罪者だった。娘を人質にとったスティーブだが、組織の仲間、ドレア(レネー・エリス・ゴールズベリー)や、ブルー(ポール・カルデロン)のサポートもある、彼を始末する。
弾突 DANTOTSU(2008) ☆☆☆_f0009381_0164626.jpg
弾突 DANTOTSU(2008) ☆☆☆_f0009381_0165598.jpg


by ssm2438 | 2010-06-11 00:09


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