西澤 晋 の 映画日記

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2010年 06月 04日

ヒー・セッド、シー・セッド/彼の言い分、彼女の言い分(1991) ☆☆

f0009381_20223886.jpg監督:ケン・クワピス/マリサ・シルヴァー
脚本:ブライアン・ホールフェルド
撮影:スティーヴン・H・ブラム
音楽:マイルズ・グッドマン

出演:
ケヴィン・ベーコン (ダン)
エリザベス・パーキンス (ローリー)
シャロン・ストーン (リンダ)

       *        *        *

おおおお、シャロン・ストーンが健全(?)に綺麗だ。

この映画で珍しくヒロインしてたのがエリザベス・パーキンス。この人、今ひとつビッグに当たらなかったなあ。それも理解できるけど、けっこう私は好きな役者さんなんだけど。
この人をはじめてみたのは『きのうの夜は・・・』デミー・ムーアとルームシェアしてた女の子。けっこう辛らつなことをいってたけど、なかなか可愛いと思った。そのあと見たのが『ビッグ』。なんとここではトム・ハンクスの相手役。それも恋人役である。どっちかというと二枚目半的な女優さんなんだけど、この映画ではいけてるクールなキャリアウーマンという役柄。ま、そのうちトム・ハンクスに影響されてだんたんと人間が丸くなってくるんだけど、この役は良かった。あと印象にのこってるのは・・・あんまりないか。アラン・ルドルフ『探偵より愛をこめて』、これはトム・ベレンジャーの相手役立ったけど、なかなかチャーミグングだった。あとは・・・『わが心のボルチモア』かな・・・。これ見たときは一気に老けたなって思った(苦笑)。服装のせいか、おそろしいほどあの年代に似合っていた。でも年代的には、この『ヒー・セッド、シー・セッド』の前に撮られた映画なのだけど。そんなわけで、この映画は私の中ではエリザベス・パーキンスの輝いた最後の映画・・という位置づけになっている(苦笑)。
下にもひとつ写真を張り付けておいたが、この映画のエリザベス・パーキンスのスチール写真は妙にクラシックな女優っぽくていい感じなのである。

制作スタンスとしては、男性側の言い分を描くときは男性監督が撮り、女性側の言い分を描くときは女性監督が撮ったとうこの映画・・、どうなんですかね? あんまり機能してたとはおもわなかったけど。話題づくりだけだったのかも。

f0009381_20244376.jpgこの二人はあるテレビ番組のコメンテイターであり、ニュースが起きるとそのニュースに関して男の視点と女の視点からそれぞれコメントする。そんなやり取りが人気となって番組は高視聴率を確保。そんな二人は既に付き合って同棲している。しかし、ある日、日ごろの鬱憤がたまってついに番組のなかでローリーがマグカップをダンに投げつけ、生放送の最中にもかかわらず退席してしまう。いつも肝心なことは「グランドパーの言葉によると・・」という風に自分の言葉として発言しない態度にローリーが切れたのだった。

物語はそんな番組のあとの控え室から、ダンの回想として二人のドラマが語られていく。映画の前半はダン(ケヴィン・ベーコン)からみた二人のドラマ、後半はローリー(エリザベス・パーキンス)からみた二人とドラマ、双方の視点から、まったく同じシーンで展開させていく構成。かし初デートの記憶は、ダンから見ればときめくデートでも、ローリーにはとってはダンが強引な男だったとしか残っていなかったりする。男と女の価値観の違いなのか、同じことなのだけど、それぞれの解釈がまったくちがってたりする。そう、男と女の話す言葉は同じ言葉でも違うのである。

ちなみにダンの不倫相手、というか、セックスも出来る気楽な女友達の役がシャロン・ストーン。ドラマの最後では、このシャロン・ストーンとのもっとのいごこちのいい関係を捨てて、ダンはローリーを選ぶのであった。

by ssm2438 | 2010-06-04 20:27


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