西澤 晋 の 映画日記

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2010年 06月 18日

樹氷悲歌(エレジー)(1971) ☆

f0009381_0461473.jpg監督:湯浅憲明
企画:斎藤米二郎
脚本:高橋二三
撮影:上原明
音楽:菊池俊輔

出演:
関根恵子 (桂みや)
篠田三郎 (米沢信一)
小野川公三郎 (町田邦夫)
伴淳三郎 (桂源三)
松坂慶子 (しま子)

       *        *        *

うむむむむ、伴淳三郎だけは良かったが・・・。

・・・ちょっとこれはつらいかな。もうすこしなんとかならんかったんだろうか・・・。音楽の入るもよくないし、センスもイマイチ。まあ、今だからこそいえるのかもしれないが、もうすこしなんとかならんかったんかなって気がする。こればっかりか時代の習慣がものをいう世界なのでこの時代はこれでよかったのだろうが・・今見るとつらい。

ドラマは、関根恵子扮する桂みやが、けなげに自分の恋愛と家族と身近な人たちを大事にして生きてるんだけど、結局最後は死んでしまい、生き残ったものが彼女の思い出を胸に生きていこうね!って趣旨の映画になっている。わかるんだがちと形式的すぎるというか・・、ひとえにつまらないってことだな。

さいしょきになったのが乗馬ができない篠田三郎の馬上での絵。いかにも乗ってませんって感じがまるわかりの絵なのでそこで興ざめ。ロングは吹き替えでもやっぱり乗馬の練習くらいしてほしかった。

で、『高校生ブルース』もみて、これもみて思ったのは、男にプレッシャー掛けすぎ。こんなことされたら挑むしかなくなる。それで正解だと思うけど、でもつらい。といういわけで、この映画の肇はダービーに出走する篠田三郎のシーンから始まってほしかった。そして回想、それまでの思いを描いておいてダービーだったらいいのだけど、この映画のように関根恵子にッ最後しなれたら、篠田三郎はどうしていきたらいいのだろう。そりゃあダービー騎手になれたらいいけど、挫折したら・・って思うとつらい。
なので映画としたら、ダービー騎手としてダービーの馬に参加するところからはじめてちょっとだけ見ている人に安心させておいて、それから「なぜ主人公がそのような人生を歩んだか」ってことを関根恵子ねたバックに描いてほしかったかな。
この終わりかただとほとんど希望もないのにただ、いどみつづけないといけない篠田三郎って感じになってしまいちょっとみててつらい。

しかし・・関根恵子のオッパイはこの映画では不用だったようなきがする。

<あらすじ>
上山の温泉町にに、競馬騎主を夢みて東京に旅立った真一(篠田三郎)がもどってきた。旅館の息子として生まれた信一は母を残したまま、馬事公苑に就職してしまったのだ。信一は、練習中に落馬して右眼をいため競馬騎手としての将来に絶望して、そんなときに子供の頃からずっとすきだった桂みや(関根恵子)に一目会いに帰ってきたのだった。
それからいろいろあって真一は決意する。視力の弱まった目を手術し、再び騎手の道を進むことを。そしてほんものの騎手になれるまで地元にはかえらないことを。故郷をたつ最後の日に桂みやと友人の町田邦夫(小野川公三郎)とともに蔵王に登る。しかし帰りに天候にさいぎられ、さらに真一の怪我もあり、桂みやと真一は雪山で洞穴をほり一晩を越す、町田邦夫は助けを求めて下山することになる。のこされた真一とみやをなだれが襲い、洞穴のなかの二人は窒息しそうになるがみやが懸命に穴を掘る。
なんとか穴を空けたときみやの上に雪がおちてきて生き埋めになり窒息死してしまう。
なんとか生き残った真一や、彼女を知る人々は、彼女を思い出を胸に、彼女を存在があったことが今の自分を形成していることを知り、これからの人生を厳しくいきるしかできなくなるのだった。

by ssm2438 | 2010-06-18 00:46


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