2011年 06月 26日
監督:パトリック・ブラウデ 脚本:パトリック・ブラウデ 撮影:ティエリー・アルボガスト 音楽:ジャック・ダヴィドヴィッチ 出演: アドリアン・ディラン (ジュリアン) ヴォロディア・セール (トマ) ジャンニ・ジャルディネッリ (クリスチャン) ジェニファー・ローレ (ペネロープ) * * * タイトルが一人歩きしすぎてるきらいはあるかな。 ・・・でも、魅力的なタイトルではあるけど。 この映画、アメリカでは離婚率が50%を越えたと話題になっていたころの話。もしかしたらもっとあとかも。クラスのなかは両親が離婚した派閥と、まだ結婚している派閥に分かれて、さりげない派閥抗争が展開されるのだが、数でまけてる離婚派が、勢力を増やそうと健全な夫婦(それなりに火種はある)を離婚においやろうというあこぎないたずらをはじめる話。 しかし主人公の恋愛相手になる女の子は一つ下の学年で、この離婚派と結婚派の争いにはほとんど関係がないわけで、ちょっとタイトルに違和感を覚える。それでも、一応彼女のほうが結婚してる両親の子供なのでそれを理由に一旦は別れたりするのだけど、策を弄して再びつきあうようになるという話。 ただ・・、離婚派とまだ結婚派の争いが終結しないまま、主人公のジュリアンは落第し(させられ)、彼女のいる同じ学年になり、彼女だけは幸せ・・というなんとも本筋がおいてけぼりにされたような映画。そこをなんとか!・・してくれたらもっと面白いものになっていたのに。 <あらすじ> フランスのある小学校。新学期が始まり、ジュリアン(アドリアン・ディラン)のクラスにトマ(ヴォロディア・セール)という転校生がやってきた。トマの両親は、離婚・再婚を繰り返す、離婚の常連だった。 ジュリアンが帰宅してみると、なんだがパパとママの離婚話が湧き起こっている。翌日、ジュリアンは友人たちにパパは出張したと嘘をつくが、ライバル的立場のクリスチャン(ジャンニ・ジャルディネッリ)に親の離婚の事実がばれ、さらにパパとその愛人のキス・シーンまで撮らてしまう。クリスチャンはジュリアンに学級委員の選挙に出るなと脅迫、委員の座を得るが、クラスはジュリアン&トマらの離婚組対クリスチャンらのまだ結婚組に分かれて勢力争いが始まった。数で劣勢だった離婚組は、結婚組の両親たちを次々に離婚に追いやる作戦に出て、仲間をふやしていった。 そんな中で、ジュリアンは、ヴィクトル先生の娘で一年下のペネロープ(ジェニファー・ローレ)とキスを経験、二人は付き合うようになる。しかし離婚した親の子供も離婚するとの言葉を信じてペネロープと別れてしまう。 作文テストの途中、生徒の一人がいなくなったと彼のママが教室に来た。彼の両親もジュリアンたちのせいで不仲になっていたのだ。ジュリアンとトマは責任を感じ、試験中に教室を脱け出し無事連れ戻す。しかし二人の答案は真っ白。しかしペネロープが家で操作をしてトマは合格。ジュリアンは落籍。かくしてジュリアンとペネロープと同学年になってしまう。これもペネロープの作戦で、二人は今度は本当の恋人となったとさ・・。
by ssm2438
| 2011-06-26 21:56
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主観重視で映画の感想を書いてます。ネタバレまったく考慮してません。☆の数はあくまで私個人の好みでかなり偏ってます。エンタメ系はポイント低いです。☆☆=普通の出来だと思ってください。 by ssm2438 リンク
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