西澤 晋 の 映画日記

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2010年 07月 10日

ザ・ムーン(2007) ☆☆

f0009381_1393793.jpg監督:デヴィッド・シントン
撮影:クライヴ・ノース
音楽:フィリップ・シェパード
提供:ロン・ハワード

出演:バズ・オルドリン、マイク・コリンズ他

       *        *        *

That's one small step for “a” man, one giant leap for mankind.
<ニール・アームストロング>

不定冠詞の「a」にカッコが着いているのは、どうやら当時はその「a」をニール・アームストロングが間違って省いて言ってしまったらしい。緊張していたのだろう。本人は、その後このように括弧で囲んで表記することをのぞんでいるそうな。

映画事態は、宗教的は発言とか環境問題とか、そのへんのコメントは省いてほしかったなあ。まあ、ドキュメンタリー映画というのは、編集するもののプロパガンダに成ってしまうのは仕方がないが、そのあたりがやや鼻についたのは事実だった。人類が月にいくためのその地道な積み重ねと、そして成し遂げた達成感だけで構成してくれたらけっこう素直に楽しめたにって思った。
その後、月に行くということ自体がほとんど忘れ去れているが、このあたりで中国あたりが今一度月面に到着してくれたら少しは月への感心も高まるのになって思ってしまう。しかしそうなるとけっこうきな臭い感じになってきそうであんまりいいことばかりではなさそうだけど。

私がアポロ11号の月面着陸を見たのは7歳のとき。それも深夜で睡魔にまけた西澤少年はぐっすり眠り、浅野ニュースでその瞬間を見た覚えがある。ただ、さすがにお子様だったのでその時の映像がどうだったとかは覚えていないが、こういう映像をみせられるとやっぱり感動してしまう。
一番感動したのは、アポロ11号の第○ロケットを切り離した後、丸い黒枠のフレームのなかから地球がだんだんとはずれていくシーン。あの長まわしはついついうるうるきてしまった。

映画の中では月を歩いた何人かの宇宙パイロットが語っているのだが、アームストロングがいないのはどういうわけだったのだろう。まだ生存しているはずなんだけど・・・。
しかし、マイク・コリンズの語りは楽しかった。残念なことに、彼はあのとき指令船の残って月面を踏むことはなく、その後も月を歩いてはいないようだ。一方、二番目に月面の土を踏むことになったバズ・オルドリンは、一番に降り立つことがゆるされず、帰還後うつ病になったらしい。彼にとっては大いなる敗北だったようだ。どちらが先におりたつかという問題は、いろいろなことを考慮されてニール・アームストロング船長が最初になったのだが、物理的な要因としては、出口のハッチがアームストロング側にあり、アームストロングを乗り越えてオルドリンが出て行くのは、あたりの宇宙服や機材をきづつける可能性があることが判明したのが理由のひとつだとか。どこまでホントかどうかわからないが、少なくともオルドリンの悔しさをすこしは和らげるのに役立ったにちがいない。

by ssm2438 | 2010-07-10 13:11


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