西澤 晋 の 映画日記

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2010年 07月 12日

栗色のマッドレー(1970) ☆☆

f0009381_21354473.jpg監督:ロジェ・カーヌ
脚本:パスカル・ジャルダン/ロジェ・カーヌ
撮影:ジョルジュ・バルスキー
音楽:フランシス・レイ

出演:
アラン・ドロン (ジュリアン)
ミレーユ・ダルク (アガート)
ジェーン・ダヴェンポート (栗色のマッドレー)

       *        *        *

ミレーユ・ダルク、綺麗!

ナタリー・ドロンと離婚したあとにアラン・ドロンが付き合いはじめたのがこのミレーユ・ダルク。当時j、ナタリー・ドロンと別れてどんな女とひっついたんだ??って思っていたが、ミレーユ・ダルクの美しさをみると納得させられた。実はこの映画しか彼女はみたことがなかったのですが、綺麗だった印象がやたらとのこっている。
映画のなかでは、アラン・ドロンと、ミレーユ・ダルクの関係のなかに黒人女性のマッドレーがはいってきて、その関係が崩れていく。私生活でのアラン・ドロンとナタリー・ドロンの私生活に割って入った自分をマッドレーに投影し、ナタリー・ドロンの立場を演じているミレーユ・ダルク。
実はこの作品の原案はミレーユ・ダルクであり、ミレーユ・エグローズのペンネームで書いた彼女の原作をロジェ・カーヌパスカル・ジャルダンが脚本としてまとめ上げたのはこの作品。
作品の性質上、ミレーユ・ダルクの自己肯定がかいまみられるような気がした。

画面も美しく、フランシス・レイの音楽も素敵だった。しかし余談だがモンサンミッシェルをこの映画ではじめて知った。とおい昔、まだ水野晴郎さんの水曜ロードショーであった。
今一度みてみたい映画のひとつである。

f0009381_21361528.jpg<あらすじ>
古美術品の収集家でバイヤーもあるジュリアン(アラン・ドロン)とアガート(ミレーユ・ダルク)は、歴史をしのばせる邸宅からは想像出来ない現代的な愛で固く結ばれていた。ジュリアンは彼女との生活に満足しながらも、夜毎、キャデラックを乗り廻し、ナイトクラブに出没していた。アガートは、そんな彼を責めるるどころか、逆に浮気をすすめるのである。たとえ、どんな女と遊んでも、最後には必ず、彼が自分のところに戻ってくると信じていたからである。
しかし、マッドレー(ジェーン・ダヴェンポート)の場合は違っていた。カモシカのように美しい黒人女性にジュリアンもアガートも魅せられた。やがて、マットレーと肉体関係を打ったジュリアンを見てアガートは彼のいままでの浮気とは違うと直感した。敗北感を感じるアガートは耐えきれずついに姿を消した。
しかし残されたジュリアンもアガートを忘れることが出来ない。そんなジュリアンでは満足できないマッドレーもまた彼の前から姿を消した。
再び再会したジュリアンとアガート。元通りの二人だけの生活を取り戻し、幸福なはずのに、なぜかもう一つ何かが欠けてしまっていた。それはマッドレーのいない空虚感だった。そして、いつしかまたマッドレーが、二人の生活に入り込んできた。3人は仲良く暮らしさとさ・・・。

ミレーユ・ダルク、彼女の一番有名な写真がこれだろう(↓)。
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by ssm2438 | 2010-07-12 21:41


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