西澤 晋 の 映画日記

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2010年 07月 21日

アメリカ上陸作戦(1966) ☆☆☆

f0009381_21594787.jpg監督:ノーマン・ジュイソン
脚本:ウィリアム・ローズ
撮影:ジョセフ・バイロック
編集:ハル・アシュビー
音楽:ジョニー・マンデル

出演:
カール・ライナー (ウォルター)
エヴァ・マリー・セイント (ウォルターの妻)
アラン・アーキン (ソ連上陸部隊隊長ロザノフ)
ジョン・フィリップ・ロー (ソ連兵アレクセイ・コルチン)
アンドレア・ドローム (ベビーシターのアリソン)

       *        *        *

なかなかの拾い物であった。さすがノーマン・ジェイソン

それはまだ、ソ連がキューバに核ミサイルを設置しようとする前の話。ソ連潜水艦の乗組員たちが、敵国と教えられたアメリカという国を見てみたいと、アメリカの北部のある島に接近、すると運悪く座礁してしまう。なんtかその場をはなれないソ連の潜水艦乗組員は、潜水艦を海へ引き戻すために、島のどこかにあるだろうボートを一時借用することにした。そして9人の乗組員がアメリカに上陸する・・という話。
まあ、コメディなので重苦しい雰囲気にはならないが、これがなかなか楽しいのである。

監督は『夜の大捜査線』『屋根の上のバイオリン弾き』ノーマン・ジェイソン。編集にはのちに『帰郷』『チャンス』などをとるハル・アシュビーが編集で参加。主演のカール・ライナーは、『恋人たちの予感』の監督ロブ・ライナーの父親である。

懐かしいところでは、『バーバレラ』の盲目の天使ガイパーを演じたジョン・フィリップ・ローがアメリカ人女性に恋する純粋なソ連兵として登場。というか、この映画のロシア兵はみんな良い人なので特別すごいわけでもないのだけど。そしてジョン・フィリップ・ローが恋に落ちるアメリカ人女性がアンドレア・ドロム(Andrea Dromm)というCM出身のモデルさん。ちょっと風貌がアメリカのポルノスター、サバンナ嬢ににてたので気になってチェックしてみたが、映画にでているのは3本だけ。この映画と『スタートレック』(1966)と『カム・スパイ・ウイズ・ミー』(1967)の3本だけ。もうちょっと大画面でみたかった役者さんだった。

映画は、登場する人物みなさん良い人なので血なまぐさいことにはならない。立場の違いと、潜在的な恐怖からどたばたがだんだん肥大していく。多分スピルバーグが監督した『1941』もこんな感じにしたかったんじゃないだろうか・・ってひそかに思った。

f0009381_227232.jpg<あらすじ>
ある夏の日、アメリカ北東部ニュー・イングランド地方のある島の沖合にソビエトの潜水艦が座礁。艦長(セオドア・バイケル)は座礁した潜水艦を海に引き戻すためにボートの略奪(拝借)を副官のロザノフ(アラン・アーキン)に命令、8人の水兵を連れて上陸する。
夏の休暇をこの島で過ごすブロードウェイの脚本家ウォルト(カール・ライナー)は妻のエルスパス(エヴァ・マリー・セイント)と朝食の卓についていたがそこへロザノフたちが現れて、ボートはないかと問いただす。最初はノルウェー人だと言っていたが息子が声もあらわに「ロシア人だ!」といってしまい、仕方なく銃をつきつけ南京市、車を拝借、アレクセイ・コルチン(ジョン・フィリップ・ロー)を見張りにのこしてボートがある街へ向かっていく。
ロシア人が上陸して飛行場を占領した、という噂がまたたく間にひろまった。島の男たちはライフル銃に身をかためて自警団を結成して、飛行場攻撃に出かけた。
なんとかコルチンの銃を奪い、街にロシア人の上陸を知らせるために自転車をはしらせるウォルトル。そんなウォルトのことが心配になった妻も息子を連れて街へ行く。残されたのはまだ幼子の共助とベビーシッターのアリソン(アンドレア・ドローム)。そんな彼の家にコルチンがもどってきた。しかし・・、お互いは惹かれあい仲良くなってしまう。

島はロシアの連中のために電話線が全部切断された。潜水艦は折りからの満潮であっさりと離礁してしまう。上陸させた兵士を乗船させてソ連に引き上げたいソ連潜は港へと侵入。捉えられたロザノフを救うために街に砲塔をむけておどす。島の保安官は、「お前らは平和な街を混乱に落とし込み、電話線を切断し、銃を発砲し一部市民を軟禁、島民を戦争への恐怖に陥れた。よって逮捕する」とアメリカ人の司法を守る立場として断固として立ち向かう。

いやああ、はっきりいってここはかっこよかった。

そんな両軍対峙しているなかで、この騒ぎを教会の屋上から見学していたお子様が屋根からおっこち、のきさきにひっかかってしまう。そうなるともう両軍どうでもよくなって、ソ連兵も島のひとたちも今日協力してピラミッドをつくり、少年を救いみんな仲良くなったとさ・・・・。


個人的には可笑しかったのは、島で唯一の電話局、そのおばさんと一緒に縛られてしまった主人公のカール・ライナーがなんとか脱出しようと、もがいているところ。最初は背中合わせにして縛られていたのだが、それだとコミュニケーションがとりづらいということで、なんとか体をねじりあって向かい合わせの状態にしたのだが、その状態でぴょんぴょんはねながら移動すると・・・・・・・・・、たしかに相手はデブのおばさんだけど、あれってやっぱり股間がしげきさせてしまうんじゃないだろうか・・って思ってしまった。どうみても背中合わせの状態のほうがよかった気がするのだけど。。

by ssm2438 | 2010-07-21 22:07


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