西澤 晋 の 映画日記

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2010年 07月 25日

仮面ライダー第84話:危うしライダー! イソギンジャガーの地獄罠(1972) 

f0009381_14254016.jpg監督:石森章太郎
脚本:島田真之/石森章太郎
撮影:川崎竜治
音楽:菊池俊輔

出演:
藤岡弘 (本郷猛/仮面ライダー)
千葉治郎 (滝和也)
マキ (山田圭子=丘野かおり)

       *        *        *

この話数、たまたまみたのですが、なんだか画面がすごい! まるで映画のような仮面ライダーだなあと思ったらなんと原作者の石森章太郎が一本だけ監督した話数。
他の話数とは明らかにテイストが違います。全体の流れのテンポの悪さがきわだっているのですが、それ以上に望遠レンズの画面がすごくかっこいい! ヘリコプターも登場、あれ、レンタルするだけでもかなりお金がかかっただろう。そのヘリを使ったのか、ヘリからの空撮もばんばんはいる。フカンの映像がやたらと多いのだけど、それがなかなかカッコいい。おこさまむけテレビシリーズとしてはありえない話数でした。

おまけに私の大好きな丘野かおり嬢(当時の芸名は山田圭子)がゲスト出演。うれしい! 麻丘めぐみといい、丘野かおりといい、どうもこの手の顔にはよわいらしい(苦笑)。

f0009381_1433357.jpg<あらすじ>
空撮とナレーションで始まるプロローグ。ブラック将軍の声に激され怪人イソギンジャガー登場。しかしそこをたまたま通りかかった釣り人(石ノ森章太郎)に姿をみられ、これを抹殺。つづいて父の行方を捜している女性マキ(山田圭子丘野かおり)をさらうイソギンジャガー。
「滝がいながらなんてことだ!」とおやっさん。少年ライダー隊に連絡するためのハトがいっせいにはなたれる。画面だけはなんだかかっこいい! でも、電話したほうが早いと思うのは私だけ?

どこからかヘリをチャーターしてきた滝(千葉治郎)。なんとかゲルショッカーの車みつけ追う本郷(藤岡弘)。爆弾攻撃をうけるライダー、ジャンプするサイクロンのストップモーションでアイキャッチへ。
その行く手からあらわれるゲルショッカーの戦闘員。無音効果やカット割り、大胆な望遠レンズなど、テンポの悪さを気にしなければ映画的な演出が充分たのしめる(苦笑)。やがてゲルショッカーのオートバイ部隊を蹴散らしたライダーに、イソギンジャガーとの決戦第一弾。イソギンジャガーの触手攻撃に苦しむライダーだが、キックで脱出。おおまたも無音演出!

追っていた車のなかからマキを助け出す滝、一方なにがどうなったのか、変身の解けた状態で海岸の岩場に倒れていた本郷。目を覚まし、同じく岩場に倒れているマキ(実はダミーの人形)に気づいてふらふらになりながらも近づいていく。上空にはマキをのせた滝が操縦するヘリ。
本郷もろとも爆発。「本郷!」と悲痛な顔で叫ぶ滝だが、心配したのもつかの間、「大丈夫だ!俺はここにいるぞ!」と本郷さんの声。見ればヘリにライダーがぶら下がっている仮面ライダー。なんだか絵にならないのだが・・・。

f0009381_14265771.jpgマキさんのお父さんがイソギンジャガーだと分かった仮面ライダーは、頭の変身装置だけを破壊するため、ライダーポイントキックを放ちます。キックをうけたイソギンジャガーは波打ち際に着地する。つづいてライダーも。フレームの端にたち向かう会うイソギンジャガーと仮面ライダー、その間を波が打ち寄せる間。これも望遠でとっているのでカッコいい。
そこにかけよるマキ。これも砂場を走るマキのうしろにうちよせる波。これもがつんな望遠。おお、すばらしい!
ブラック将軍の声が聞こえ、さらに戦いを挑もうとするがばたりと倒れるイソギンジャガー。そしてイソギンジャガーはマキのお父さんへと戻っていったのでした。。

話はいまいち、テンポ最悪なれど、かっこいい望遠画面はいっぱいです。
コアなファン、必見の『仮面ライダー』84話でした。

by ssm2438 | 2010-07-25 14:34


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