西澤 晋 の 映画日記

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2010年 08月 07日

テルマ&ルイーズ(1991) ☆☆

f0009381_9261674.jpg監督:リドリー・スコット
脚本:カーリー・クーリ
撮影:エイドリアン・ビドル
音楽:ハンス・ジマー

出演:
スーザン・サランドン (ルイーズ)
ジーナ・デイヴィス (テルマ)

       *        *        *

女性版のアメリカン・ニューシネマだが・・。

『エイリアン』『ブレードランナー』で、80年代のビジュアルリーダーとして君臨したリドリー・スコット。しかし、この『テルマ&ルイーズ』あたりからおかしくなってきているような気がした。この作品以降、どうも私が好きになれる作品がないのである。なぜでしょう・・・。

映画は、アメリカン・ニューシネマ(無責任解放映画)のノリでつくられた二人の女性の逃避行もの。理不尽が理不尽を呼び人生を落ちていく中で、さらに無責任アクセルを踏んでしまい、しがらみから解放された浮遊感からくる快感によりおちていく二人。世間の理不尽さが彼女らをその方向に引っ張ってしまったのだが、アメリカン・ニューシネマの無責任ぶりが嫌いな私にとっては、この映画も好きにはなれなかった。
そしてこの映画から私のリドリー・スコット離れが始まったのであった。

しかし、カーリー・クーリの脚本は1991年のアカデミー賞ではアカデミー・オリジナル脚本賞を受賞している。これでアカデミー賞???って調べてみると、同年の作品賞は『羊たちの沈黙』だった。この年はおもいっきり不作の年で、『羊たちの沈黙』も本来そんな賞をとれるような映画ではなかったはずなのだけど取れてしまっているし、選ぶ側もテンション低かったにちがいない。
そしてこの90年代以降、いい映画が激減してくる。今にして思えば悲しい時代の始まりだった。

<あらすじ>
子供のいない専業主婦テルマ(ジーナ・デイビス)と、ウェイトレスルイーズ(スーザン・サランドン)。張りのない日常にやりきれなさを感じていた2人は、ほんのすこし羽目をはずすつもりで週末旅行ヘ出掛けた。カントリー・バーで悪酔いしたテルマは調子に乗り、男と姿を消す。彼女を追ったルイーズは、レイプされかかっているテルマを発見、その男を撃ち殺してしまう。そこからこの旅は逃避行へと化した。テルマは夫に連絡を入れるが、彼女のことを理解しようともしないその身勝手さ何かが切れた。
二人はメキシコヘ逃亡することを決意する。ルイーズは逃走資金として、恋人のジミーから現金を受け取るが、前日車に乗せたヒッチハイカーのJ・D(ブラッド・ピット)にまんまと持ち逃げされてしまう。泣きわめくルイーズを尻目にテルマはスーパー強盗に成功。開放感にみたされてメキシコをめざす二人だが、ついに犯罪者になってしまった彼女らは警察におわれることになる。追い詰められた二人は仲良く谷底にむかって車を走らせダイブ・・。終了~~~~~う。

by ssm2438 | 2010-08-07 09:46 | リドリー・スコット(1937)


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