西澤 晋 の 映画日記

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2010年 08月 08日

ウェールズの山(1995) ☆☆

f0009381_19284744.jpg監督:クリストファー・マンガー
脚本:クリストファー・マンガー
撮影:ヴァーノン・レイトン
音楽:スティーヴン・エンデルマン

出演:
ヒュー・グラント (測量士レジナルド・アンソン)
タラ・フィッツジェラルド (村の娘ベティ)

       *        *        *

それほど大したことない映画なれど、忘れがたい映画なんだなあ、これが。。。

ラブコメの女王といえばメグ・ライアンだが、ラブコメの王子様といえばやっぱりヒュー・グラントだろう。物語自体はそれほどたいしたものではない。多分楽しくンヒューマニズムにあふれているだけの映画なのだけど、それがたのしい。そしてそのヒューマニズムを展開してくれるエピソードがこれまたユニーク。なんと丘を山に変える話。
その村人たちにとっては「誇り高き山」だったものが測量してみると山の基準をみたさず、今後「丘」として地図にきされることになる。それでは大変だとばかりにいつもは仲のわるかった村の人たちも一致団結してその丘に土をもり、なんとか山の基準まで引き上げようというもの。
やっぱり、人々が一つの目的のために団結していく・・というのは、どのように料理してもそれなりにいい映画になってしまう。ネタはユニークだが、王道の映画であった。

ちなみにこのヒュー・グラントとラブラブするにいたる村の娘を演じたのがタラ・フィッツジェラルド『ブラス!』でアランフェスを演奏したおねーちゃんである。

<あらすじ>
第一次世界大戦(1914~1918)のさなか、ウェールズのとある小村をレジナルド・アンソン (ヒュー・グラント)が訪れる。彼はその地域のフュノン・ガルウ山の測量にやってきたのだ。その村人たちにとってフュノン・ガルウ山は歴年、侵略者から村を守ってきた、村人の誇りだった。
しかし、彼が測量してみるとなんと標高299メートルと判明、これが大問題になる。英国の規定では山は標高305メートル以上のものをさし、現時点ではフュノン・ガルウ山は「山」ではなく「丘」になってしまう。村人たちは一致団結する。
測量士たちの車をわざとエンコさせ、足どめに成功。一方、老若男女、子供たちまで総出で、フュノン・ガルウの土盛りが始まった。なんとか丘の上に土をもり305メートル以上にしようというのである。しかし、村人たちの奮戦むなしく、木曜、無情の雨が降り出し、盛り土は無惨にも流れ出してしまう。
最終日、安息日だが最後の盛り土が始まった。盛り土を安定させるため、ラグビー場の芝生までが剥がされる。今やアンソンまで村人と一つになり、盛り土を手伝っていた。翌朝、測量したアンソンは、フュノン・ガルウの標高が306メートルとなった“山”としての存在が認められた。

by ssm2438 | 2010-08-08 19:29


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