監督:ダニー・ヒューストン
脚本:ルース・グレアム
撮影:ウォルフガング・トロイ
音楽:ジョン・スコット
出演:
マチルダ・メイ (シドニー=ガブリエル・コレット)
ヴァージニア・マドセン (女優のポラール)
* * *
美人二人が出てるのに無駄遣い・・というか、せっかくこの二人を出してるので彼女らのヌードを出さないなんてもったいなさ過ぎる。
この頃のフランスの女流作家はみんなフリーセックスばっかりだったんですかね??? この映画の主人公は女流作家
シドニー・ガブリエル・コレット。実在の人物である。1彼女が二十歳のときに15歳年長のアンリ・ゴーティエ=ヴィラールと結婚。コレットの日記をもとに書かれた
『学校のクロディーヌ』は、夫の筆名「ヴィリー 」で出版された。その後、夫がバイセクシャルだったこともあり離婚。その後も同棲とも恋愛遍歴をつづけていく。この映画ではコレットを
マチルダ・メイが演じている。
この話をみて思い出すのが
『ヘンリー&ジューン/私が愛した男と女』である。あれも女流作家
アナイス・ニンを主人公にしたものだった。あのころの女優作家はほんとあっちでもこっちでも“H”ばかりしていたのだなあって思ってしまう。話もにたようなもので、どっちがどっちだったか判らなくなる(苦笑)。
<あらすじ>
20世紀初頭。田舎育ちのガブリエル(
マチルダ・メイ)は、パリの出版者ウィリーと恋におち、結婚する。社交界にデビューしたガブリエルは、女優のポラール・ソーレル(
ヴァージニア・マドセン)に引き合わされるが、二人は以前からの深い仲だった。彼は3人で暮らそうと言う。ショックが続いたその日の出来事を、ガブリエルは日記に書き綴りはじめた。それを盗み見たウィリーは
『学校のクローディーヌ』と題して出版してしまう。しかも著者はウィリーになっていた。
3年後、相変わらずの生活を続けていたガブリエルだったが、重ねて夫の裏切りにあい、自分も夫を裏切ることを決意。新しい原塙として白紙の日記帳をウィリーに渡した・・・。ガブリエルは夫と別れ、今度は本物の作家としてひとり立ちしていく。