西澤 晋 の 映画日記

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2010年 08月 19日

ドロップ・ゾーン(1994) ☆☆

f0009381_21363892.jpg監督:ジョン・バダム
脚本:ピーター・バルソチーニ/ジョン・ビショップ
撮影:ロイ・H・ワグナー
音楽:ハンス・ジマー

出演:
ウェズリー・スナイプス (ピート・ネシップ捜査官)
ヤンシー・バトラー (スカイダイビングのインストラクター)
ゲイリー・ビューシイ (タイ・モンクリーフ)

       *        *        *

職人ジョン・バダムの今度の料理はスカイダインビング!

プロフェッショナルな分野を判り易く、なおかつ面白く映画にまとめてしまうのがこの人ジョン・バダム。決して敷居を高くせず、ここちよいくらいのサスペンスさとシリアスさを甘味料に入れて、実に食べ易い物語に仕上げてしまう職人監督。そのジョン・バダムが新たに選んだ素材がこれ、スカイダイビング。

そもそもスカイダイビングがどう映画になるんだ??って考える。なんかの競技会をやるにしても、そんなに達成感があるわけでもないので、映画的な高揚感はあまり期待できない。スポーツってのは、きわめてきわめてやっと勝つスポーツと、エンジョイした結果、コンテストでなんとなく優勝してしまうようなスポーツとがある。スカイダイビングなんてのは後者のほう。
どう考えてもスカイダイビングで映画が取れるとは普通おもわないんだけど、それを映画にしてしまうのがジョン・バダムなんだなあ。この映画では、スカイダイビングで、某銀行のビルの屋上に飛び降り、盗みを働こうというもの。正直ちょっと無理やりなお話作りだなって思ったけど、まあ、見てると実にそれほど破綻した段取りもなく、さらりとまとめてしまっている。ただ、他のジョン・バダムの作品に比べるともう一つなにかスカイダイビングをネタにしたエピソードをは挟み込んでほしかったかなってきがする。確かにスカイダイビングのシーンを可能な限り入れ込もうとする試みは判るのだが、あまり活かしきれてないきがした。素材的になかなか難しいタイプのものだけど・・・、私の御ひいき監督ジョン・バダムだが、もうひと声、なにかほしかったかな・・。

ただ、ヤンシー・バトラーが見られたのは良かった。ジョン・バダムって、プロフェッショナルな分野を判り易くときめく映画にする人だけど、もうひとつの才能があって、それは女性キャラを発掘する才能。彼女の映画につかわれる女優さんってけっこう私好きなんだ。このヤンシー・バトラーもそう。もうちょっとウエストがくびれてたらブレイクしたかもしれないのに・・、おしいキャラだ。

<あらすじ>
コンピュータ犯罪の専門家アール・リーディを刑務所に護送する任務についたFBIの捜査官ピート・ネシップ(ウェズリー・スナイプス)だが、機上でのハイジャックに遭遇、犯人はリーディを奪うと、時速900kmで飛ぶ機体から飛び降りた。同行していた捜査官で弟テリーは、機外に放り出され死亡。
停職となったピートは汚名を晴らし、弟の仇を討つため単独で調査に乗り出す。犯人はプロのスカイダイバーであるとにらみ、スカイダイビングのエキビジョン・チームに潜入。一味を捕らえるためには、同じ技術を自ら身に付けねばと考えた彼は、信頼できる美人女性ダイバーのジェシー・クロスマン(ヤンシー・バトラー)に教えを乞う。
ピートは命がけの特訓を重ね、アメリカの独立記念日の夜、ワシントンに集団で降下するエキビジョン大会に参加する。そして彼らはいた。タイ・モンクリーフ (ゲイリー・ビジー)をリーダーとする一団は、その日だけは許ワシントン上空を飛行することがゆるされることをいいことに、上空から麻薬取締局本部ビルに降り立つ。彼らの目的は、世界中に散らばっている囮麻薬捜査官たちの情報を引き出し、それを犯罪組織に売ろうというものだ。スカイダイバーたちの協力を得て、彼は敵と激しい銃撃戦を繰り広げ、組織の陰謀を砕いた。

by ssm2438 | 2010-08-19 21:38 | ジョン・バダム(1939)


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