西澤 晋 の 映画日記

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2010年 08月 20日

ハード・ウェイ(1991) ☆☆

f0009381_14334540.jpg監督:ジョン・バダム
脚本:ダニエル・パイン/レム・ドブス
撮影:ドン・マカルパイン/ロバート・プライムス
音楽:アーサー・B・ルビンスタイン

出演:
マイケル・J・フォックス (映画スター、ニック・ラング)
ジェームズ・ウッズ (ジョン・モス刑事)

       *        *        *

そこそこ面白く作ってあるが・・・、どうもマイケル・J・フォックスが、映画のなかで刑事をやるってのがいまひとつぴんとこないというか・・

この映画のなかでのマイケル・J・フォックスは映画界のスーパースター。その彼が刑事ドラマの映画をとることになって、役作りのために現場を訪れるという話。で、不運にも彼のおもり役をおおせつかってしまったのが、凄腕刑事のジェームス・ウッズ

いささかキャスティングに無理を感じる。マイケル・J・フォックスがこの映画のなかでは映画スターというのはゆるせるのだが、その彼が刑事ドラマをやるってキャスティングがいささかついていけなかった。普通に考えたらマイケル・J・フォックスでシリアスな刑事ドラマなど考えない。私もそうなのだが、ここでこの映画に入れなかった人がかなり多いと思う。
もうひとつ、ジェームス・ウッズという役者さんは、私は好きなのだが、この人癖がありすぎて、どうもコメディがなかなかあわないというか・・。多分この人は、シリアスな話で、シリアスに追い詰められて、その状況の中でコメディを演じるキャラクターがとってもあっているのだけど、コメディのなかでシリアスなキャラを演じるの的外れな感をうける。『殺しのベストセラー』のジェームス・ウッズが好きなのだが、この映画もそうなりかける要素はあったと思う。でも、この映画自体がコメディ体質なので、あの時のジェームス・ウッズほどの良さがでなかったのが残念。。。

しかし・・・、たわいもない映画なのだけど、みてるとついつい最後までみてしまうような映画。見せどこを心得たジョン・バダムならでは軽快な演出がわるくはない。現場に出ると、弾にあたれば死ぬ危険ととなりあわせのジェームス・ウッズと、それが全部映画のサンプルとしか考えられないマイケル・J・フォックス。その全然ちがう価値観のぶつかり合いがこの映画の楽しいところで、分かりきってることなのだがそれを気持ちよく演出してくるのがジョン・バダム。・・・かといって、それ以上のなんも印象はない。うむむむむ・・、かつての栄光『ショート・サーキット』『ブルーサンダー』『ウォーゲーム』のころの冴えをとりもどしてほしいものである。

<あらすじ>
かつては人気アクション・スターだったニック・ラング(マイケル・J・フォックス)だが、ここ数年はその人気もかげりがち。そんな彼の次回作は刑事ドラマ。この映画に人気復活をかけるニックは役作りに挑むため、偶然TVで目にしたニューヨーク市警の殺人課刑事、ジョン・モス(ジェームズ・ウッズ)のクールさに魅了され、彼に弟子入りしようと NYに飛ぶ。
そのころジョン・モスは連続殺人鬼バーティ・クラッシャー(スティーブン・ラング)を追っていた。上からのお達しで、その調査にニックを同行させるはめになったモスは、ニックのまぬけさにうんざり。家にまで上がりこんで同居することになったニックを手錠で別途に繋ぐと1人で捜査に出かけてしまう。
モスは単身クラッシャーが改造拳銃の売人と接触する現場に乗り込み、壮絶なチェイスの末にクラッシャーをニックの最新作「スモーキング・ガンII」の上映されている劇場に追い詰めた。逃げたクラッシャーはモスの家へ行き、モスの恋人スーザン(アナベラ・シオラ)を人質にとり、街の「スモーキング・ガンII」の宣伝用ハリボテの中に立てこもるが、ニックとモスが力をあわせ、スーザンを救出、クラッシャーははりぼてニックから落ちて絶命する。

by ssm2438 | 2010-08-20 14:36 | ジョン・バダム(1939)


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