西澤 晋 の 映画日記

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2010年 08月 21日

アナザー・ルームメイト(1992) ☆

f0009381_11265427.jpg監督:エデュアード・モンテス
脚本:R・J・マークス/ジェフリー・デルマン
音楽:トニー・ローマン

出演:
マリアム・ダボ (クレア)
マーゴ・ヘミングウェイ (ヘザー)

       *        *        *

あああああ、マーゴ・ヘミングウェイがまったく美しくない。。。。

なんでこんなに廃れてた?? あの気品はどこへいった・・?? 見ていて悲しくなってきた。若かりし頃は、大柄だが美しく、まさに「これぞモデル」という感じがしていたが、さすがに40にもなると、ただのでかくてごついおばさんという印象になってしまった。おまけに声はがらがら声・・、あれが美貌につつまれていたときなら魅力的なハスキーボイスに聞こえるのかもしれないが、この映画のときはただのだみ声。『リップスティック』ではレイプされるモデルの役をやっていてあたり役立ったが、さすがにこうなると誰も彼女を抱きたいとは思わないだろう。
この映画の4年後(1996年)に自殺するのだが・・・、躁うつ病やアルコール依存症など、いろいろと病んでいたのだろう。

主演は『007/リビング・デイライツ』のボンドガール、マリアム・ダボ。この人もなんだか・・・やつれたような気がいた。あの映画のころはとっても輝いていたのに。ちなみにこのときは彼女が30歳くらい。

原題は『ダブル・オブセッション』。

レズビアンで支配欲の強いマーゴ・ヘミングウェイが、大学時代に同室になったルームメイト、マリアム・ダボにのめりこみ、彼女に彼氏が出来ると強い憎しみを感じるようになる、彼女が結婚し出産したあとも執拗に追い掛け回すという話。
しかし、彼女が手に入らないと、別の女をマリアム・ダボにみたてて仲良くなり、その彼女も逃げ出そうとするとこんどは『ミザリー』キャシー・ベイツ・モードに切り替わる。さらに彼女の足を折り、逃亡できなくしておいて軟禁、このあたりから『羊たちの沈黙』になっていく。

他の作品の模倣性があまりに全面に出すぎていて、映画自体がチープにみえる。さらなる問題点は、最後まで主人公のマリアム・ダボがどうしたいのか、彼女の心の本心はどこにあるのか判らない。主人公がどういう感情なのかが判らないと、見ている人はその作品に感情移入できなくなってしまう。せっかくのマリアム・ダボも、監督の無能さの前に、無駄遣いに終わってしまった悲しい作品だった。

by ssm2438 | 2010-08-21 08:38


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