西澤 晋 の 映画日記

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2010年 09月 08日

デイ・アフター・トゥモロー(2004) ☆☆

f0009381_18195695.jpg監督:ローランド・エメリッヒ
脚本:ローランド・エメリッヒ/ジェフリー・ナックマノフ
撮影:ウエリ・スタイガー
編集:デヴィッド・ブレナー
音楽:ハラルド・クローサー

出演:
デニス・クエイド (ジャック・ホール)
ジェイク・ギレンホール (サム・ホール)
イアン・ホルム (ラプソン教授)
エミー・ロッサム (ローラ)

       *        *        *

地球温暖化によって突然訪れた氷河期・・という発想が新鮮だ。

今回は南極の氷が解けて(多分北極もそうだろうけど)、その解け出した冷たい水が、海の奥深くながれている深層海流に流れこみ、地球規模での温度低下をまねくというもの。

しかし、冒頭の南極の風景にはリアリティないぞ。バックを合成するのも、もうすこし望遠でとった画面であることを意識して合成してくると、映像的にリアリティでてくるjのに、手前のキャラだけ弱望遠でとってあって、牛の世界をやや広角気味な色味をはりつけてるからうそっぽくって。もうちょっと空気の濁りを間に挟んで、画角を手前のキャラとあわせた背景にしてほしいものだ。
画角の概念がないCG屋がやると絵が壊れてしまう。もっとも彼らもそんなことわかってないのだけど。悲しい。

大異変があっといういまに、もとどおりになる安直さはアメリカのこの手の映画の常道だけど、いい加減この浅さをなんとかしてほしいものだ。これだけの気象異常がおこったら最低1世紀くらいは回復まで時間をとってほしいといつも思ってしまう。自然ってそんなにゆっくりにしかかわらないものだというところしっかり描いてこその環境問題だとおもうのだけど、グローバル・ウォーミングを引き起こす政治家だけを悪者にして、破壊された自然は安易に改善されてしまうのは、それこそ自然を軽視してるとしか思えないのだけど。。。

しかし、こくりつ図書館でのサバイバルはなかなか悪くない。下の会まで水につかっている映像といい、寒さを耐えるために図書館の本を燃やす発想といい悪くない。われわれの年代は、とトリュフォー『華氏451』を見ているからなら、本を燃やすというのはかなりタブーを気がする。そういえば『ポストマン』で手紙を燃やして暖をとるというシーンもあった。どうやらこの「本を燃やす」「手紙を燃やす」というのは、脳みその中になんらかのインパクトをあたえるものらしい。

<あらすじ>
地球温暖化が進むと、南極や北極の氷が海水に溶け出し深層海流を刺激して、地球表面の全体の温度が下がり氷河期を引き起こす。かねてからこの可能性を政府に説いていた気候学者のジャック・ホール(デニス・クエイド)だが、副大統領ベッカー(ケネス・ウェルシュ)には相手にされることはなかった。
しかしやがて、世界中で深刻な異常気象が立て続けに起き、本当に氷河期がやってくる。ニューヨークの街は高波の飲まれ、タンカーがビルとビルの間に浮かんでいる。そんなニューヨークにジャックの17歳の息子サム(ジェイク・ギレンホール)と女友達のローラ(エミー・ロッサム)がいた。彼らは高校生学力クイズ大会に出るためのNYに来ていたが津波から逃れて国立図書館に逃げ込んでいた。しかしそこにさらなる寒波がおそってくる。すべてを凍らせるその寒波は、調査にとんだヘリコプターの燃料までも凍らせ航行不能にしてしまう。
寒波はつぎつぎと人類の気づいた街を氷付けにしていく。国立図書館に逃げ込んだ彼らも「南に逃れるべきだ」と主張出て行ってしまッタ彼らは、体の中の血管の血まで一瞬で凍らせる寒波を想像できなかったのだ。そして帰ってこなかった。
なんとか図書館のなかにとどまった人々は図書館の本を燃やして暖をとり、救助をまつ。なんとか救助にかけつけたジャックはサムたちと合流、南下した政府のおくったヘリが救助に駆けつけた。

by ssm2438 | 2010-09-08 18:20


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