西澤 晋 の 映画日記

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2010年 09月 25日

Elements of Desire (1994) ☆☆☆☆☆

f0009381_17174617.jpg監督:キャメロン・グラント
脚本:キャメロン・グラント

出演:ジュリア・アン(Julia Ann)
    セレステ(Celeste)
    シェイラ・ラヴォー(Shayla LaVeaux)
    エイジア・カレラ(Asia Carrera)
    ティファニー・ミンクス(Tiffany mynx)
    ジェナ・ジェイムソン(Jenna Jameson)

       *        *        *

アメリカンポルノの金字塔!・・・だと思う。

でも、ハードコアでもないし、きちんとしたストーリーがあるわけでもない。いわゆるBGVである。しかしながら、BGVでありながら充分エロさも追求しているし、“H”ビデオでありながらBGVとしてのさわやかさを両立している。エロ目的で見る人にはもっとどぎついのはあるだろう。しかし美しい“H”を軽やかに愉しみたい方にはとってもビデオである。
さらにこのビデオ、音楽の使い方や、照明の使い方など、ビジュアル系の画面をつくる仕事に携わる人にはぜひとも見ておいて欲しい作品だ。内容の乏しい“H”ビデオは、照明とスロー映像で見せるしかないのが常套手段だが、そうとわかっていてもやっぱりこの演出は素敵だ。

このビデオの監督はキャメロン・グラント。さりげないSM感であじつけされた演出がなにげに心を刺激してくれる。内容的には『ナイト・トリップ』などで有名なアンドリュー・ブレイクのそれとよく似ているが(実は私も最初はこれもアンドリュー・ブレイクだと思っていた)、こちらのキャメロン・グラントのほうがややハードコア系で、お洒落な映像をつくってくれるという印象だ。

パッケージの写真のパターンはいくつかあるようだが、なぜか蛇とからんでるジュリア・アンの写真。本編中にはそんな蛇なんか出てきてないのだけど・・・。このイメージだけだと失敗かなって思える。
さらに、最近のパッケージでは主役のジュリアではなく、ジェナ・ジェイムソンを表紙にすえたバージョンもある。本作ではまだ人気のでてなかったころのジェナ・ジェイムソンがこそっとでているのだが、どうもこちらの表紙はいただけないなあ。これはあくまでジュリア・アンで売るべき作品だと思うし、このビデオが好きな人がジェナ・ジェイムソンだからという理由で見るとも思えない。

内容は、
ジュリア・アンとアーロン・コルトのカップルは最近ではパッションが冷めてしまい、つまらない日々をおくっていた。そんなジュリア・アンが衛星放送を受信することになり、よなよなチャンネルをあさっているとアダルト番組を放送するチャンネルに出くわす。
そのチャンネルに感化され、徐々に性的刺激を復活させていくジュリア・アン。アーロン・コルトとの間にもセックスが復活するようになる。中が修復されたかと思われた二人だったが、彼はシェイラ・ラヴォーと浮気をしていた。その現場をみてしまうジュリアは感情を爆発させるが、シェイラの罪悪感に満ち溢れたひとみを見ているとその怒りも静まり、3人で愛し合うことになる。夜にはジュリアのお楽しみの時間を3人とシェアし、幸せになるのだった。

by ssm2438 | 2010-09-25 17:28


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