西澤 晋 の 映画日記

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2010年 09月 20日

未完成交響楽 (1959) ☆

f0009381_19133127.jpg監督:エルンスト・マリシュカ
脚本:エルンスト・マリシュカ
撮影:ブルーノ・モンディ

出演:カール=ハインツ・ベーム

   *     *     *

おい、それはないだろう!?

あの『未完成交響楽』がスクリーンで見られると小躍りして恵比寿までいったら・・・、なんとあれじゃない『未完成交響楽』だった。劇場前のか看板がカラーだったので、看板だけカラーにしたのかな?といぶかぐりつつ、でもさして疑問ももたず入場。しかし、そのへんにころがってるパンフレットをみてもカラー。・・・・ん??? そして上映、カラーです!!!!!!!???

えええええええええええええええええええええええええ!?
なんでえええええええええええええええええええええええ!??

もう冒頭からパニックでした。
確か私が知っている『未完成交響楽』は冒頭、シューベルトが大事にしていたバイオリンを質入するシーンだったはず。その手放すのが忍びないあのバイオリンへの愛、音楽への愛がこの映画のすべてだったのに・・・、それがない。

で、かえってきてから調べました。1959年にもこの映画つくられていたのですね。
・・・しかし、こちらの映画はいただけない。どちらかというとミュージカル的な教育映画的な雰囲気で、どうにもお行儀が良すぎてダメだった。おまけに最後のどんでん返しはまるでコメディ映画のよう。監督のセンスを疑う。

<あらすじ>
ウィーン。無名の作曲家シューベルト(カール・ハインツ・ベーム)の才能を認める彼の友人達は、シューベルトをなんとか世に知らしめようとあの手この手で努力している。その買いあって出版会の重鎮や宮廷歌手とも知り合うことが出来た。彼らはさらに画策する。シューベルトに恋の曲を書かせよう。しかし晩生なシューベルトは恋愛にうとい。そんなわけでハンネレル(ヨハンナ・マッツ)を紹介しすこしづつお近づきのシチュエーションをお膳立てしていく。そのかいあってハンネレルもシューベルトに好意を持つようになり、シューベルトにピアノの個人レッスンを申し込む。二人の心は徐々に近づきつつあった。一方シューベルトの友人の歌手ショーバー(ルドルフ・ショック)も実はハンネレルに想いを寄せていた。しかしシューベルトの友情を裏切れない彼は自分の思いを封印する。
シューベルトは彼女を想いはじめて恋愛の曲を書いた。そして彼女に聞かせるために、ショーバーに歌ってもらうことになる。しかし、ハンネレルの意中の人は実はそのショーバーであり、その愛の詩を聴かされて感極まってショーバーの胸のなかにとびこんでしまう。
あわれシューベルトは失恋。二人の結婚式の日、シューベルトは自作の“アべ・マリア"を演奏して二人をたたえるのだった。

by ssm2438 | 2010-09-20 19:14


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