西澤 晋 の 映画日記

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2010年 09月 29日

白い炎の女(1987) ☆

f0009381_21564549.jpg監督:マイケル・ラドフォード
脚本:マイケル・ラドフォード/ジョナサン・ジェムズ
撮影:ロジャー・ディーキンス
音楽:ジョージ・フェントン

出演:グレタ・スカッキ (ダイアナ)

       *        *        *

グレタ・スカッキが一番熟れてるころの映画なのに・・・残念。

この映画は、単にグレタ・スカッキのオッパイが観たいというだけで観た映画だったのだが・・、まったくつまらんかった。おまけに彼女のよさがほとんどでないし・・。でも、かなりサービスはしてくれてた(苦笑)。

しかし、この前後の彼女はとってもよかったのである。『コカコーラ・キッド』(1985)、『グッドモーニング・バビロン!』(1987)、『ア・マン・イン・ラブ』(1987)など・・、話は別として、映画の中の彼女はとっても輝いていた。なのにこの映画はどうしたことだ! もうちょっと彼女のよさを引き出してくれてもよさうなものなのにただのつまらん映画になってしまった。・・というか、この映画自体があまり彼女に合わなかったかな。彼女ってあんまりシリアスになりすぎるとつまんなくなるような気がする。

物語は、1940代の始めににおきた、英国領ケニア(当時)のハッピー・ヴァレーで起こった殺人事件を元に書かれたノンフィクション『White Mischief』をもとにしている。しかしこの映画は、そういったサスペンス性よりも、「ケニアの白い女王」とよばれたダイアナ・ブロートンの昼メロ・・・かな。
監督のマイケル・ラドフォードはこれ以前に『1984』、このあとに『イルポスティーノ』を撮るのだけど、結局のところ『イルポスティーノ』だけだったかもしれない。多分この人の本質なのだろう、精気がある映画は撮れないひとだね。本人の人間力が薄いのだろう。

当時の世界背景は、第二次世界大戦も真っ只中。ナチス・ドイツ軍によるロンドン空襲もひどくなる一方のロンドンから逃れるためにダイアナ・デラメアは当時イギリス領だったケニアの老貴族ジョク・デ・ブロートン卿と結婚、ヨーロッパを離れた。ナイロビには、『ハッピー・ヴァレー』と呼ばれる英国人の居留地があり、戦争の影響は皆無。自堕落で閉鎖的なヨーロッパ社交界が存在しており、英国貴族たちは夜ごとクラブに集っては、優雅なパーティを開いて遊び惚けていた。

<あらすじ>
第二次世界大戦のことなど全く感じさせない英国領ケニア。ダイアナ(グレタ・スカッキ)は、30歳も年のはなれたジョク・デ・ブロートン卿と結婚した。しかし実はブロートンは破産寸前だった。ナイロビのハッピーバレーでは小さなヨーロッパ貴族社会が存在しており、ダイアナは、ある日プレイボーイのエロルに誘惑され数日後週末の別荘で彼と結ばれるのだった。夫のジョグは女市長からそれを聞かされるが、表面的には威厳と平静を保ち、永年の友人としてエロルに抗議をほのめかすが、二人の密会は以前よりも増した。
ジョグは、破産によってダイアナが自分のもとを去るのではないかと恐れていた。そんなこともあり、エロルとダイアナの仲を認めたが、その夜エロルが何者かに銃殺されてしまう。彼の未亡人や愛人たちが殺人容疑者として調べられ、その結果ジョクが逮捕された。裁判にかけられるが無罪。しかしジョクとダイアナは社交界からつまはじきとなる。実は、ジョクが真犯人であり、それをしったダイアナは彼のもとを去る決意をするが、怒るジョクは絶望のあまり銃で自殺した。

by ssm2438 | 2010-09-29 21:57


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