西澤 晋 の 映画日記

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2009年 01月 14日

沈黙のステルス(2007) ☆

f0009381_1001668.jpg監督:ミヒャエル・ケウシュ
脚本:スティーヴン・セガール/ジョー・ハルピン
撮影:ジェフリー・ホール
音楽:バリー・テイラー

出演:スティーヴン・セィーガル (ジョン・サンズ)

       *        *        *

セガ爺、ステルスにのる! 
・・・実に淡白な映画(?)だった。


テロリストに奪われた最新鋭のステル機を奪回するのが今回のセガ爺のミッション。その代わりにSR-71をおいてくるというすっごい大盤振る舞い。テロリストにしてみればステルス機の変わりにSR-71がもらえるなら文句は言わないだろう。

SR-71。一昔前は「ブラックバード」として知られていた、ミサイルでも追いつけない超音速偵察機。パイロットはまるで宇宙服のような耐圧スーツをみにまとい搭乗するというその黒い怪鳥だが、最近その名前はとんと聞かなくなった。今はどうしてるのだろうって調べてみると、現在はほとんど引退しているらしい。さすがに偵察衛星からの監視が可能になってきた今日においてはほとんど不要の玩具というところか・・。そんなSR-71なのでテトリストの本拠地にむかう乗り捨てレンタカーのようにつかってもいいのかもしれないが・・、でも、さすがに中国とか、ソ連とか、リビアとかに売られたら困るだろうって思うのだけど。きちんと回収するか破壊しておわってほしかった(苦笑)。

まあ、展開はセガ爺のプロモーション映画のようなもので、大して燃える要素もないし、目新しいところもない。航空機のシーンはどこかのドキュメンタリーバンクからひろってきたような画面で、それ自体はみてて気持ちのいいものだが、物語にはそれほどあってもなくてもいい感じ。
さらに・・・テロリストの部隊を殲滅するために空母から飛び立つ戦闘機はF-18ホーネットだったり、今はもうほとんど使っていないと思われるF-14トムキャットだったりするのだが、そのあとのシーンではそれらがすべてF-16になっているではないか!! おい! そのくらいの統一はしとけよ。

セガ爺のアクションもどこかの荒野だったり、飛行機のアル格納庫だったりとお手軽なロケ先で撮っていて予算はさそがし少ないだろう。でも、これだけ予算が少ないと、やっつけ仕事でしかないがきっと楽しいかったのだろう。最高級のものを求められるわけでもなく、とりあえずあるものでなんとか作るというのは、技術やにしてみればそれはそれで楽しい作業なのだ。

しかしシナリオの弱さがかなりひどい。しゃべり方はみなさん単調で、もうすこしキャラクターの色分けができなかったのか・・???っと思ってしまう。出来なかったのだろう。撮り方にも問題があるのだろうが、撮りなおしを極力おさえるために単発のカット(前後のカットに関係のないカット)がやたらと多く感じた。実に小津映画のようなカットの連結間のなさをである。これはハリウッドで行われている複数のカメラで撮るという手法を使わずに、1台のカメラで撮ってそれをつないでいるという、ある意味スタンダードな撮り方でとっているからだろう。

予断だが・・・、まあ今更言っても無駄だろうが、セガ爺はもっとやせないとダメだろう。あれだとエッチシーンが撮れない。今回はレズのエッチシーンがあったが、それだけ。007の映画ならどっかでボンドとお姉ーちゃんのからみくらいのサービスカットはあるのだが、セガ爺のおなかだと醜すぎて出せないのだろう。

<あらすじ>
F-117をさらに改良した驚異最新鋭ステルス戦闘機X-77(どうみてもF-117と同じにしか見えないのだが)、がテロリストに奪われた。金で買われたアメリカ軍のパイロットがテスト飛行中にトンズラこいたのである。
その機を略奪したパイロットはジョン・サンズ(スティーヴン・セィーガル)の教え子だった。戦闘機の奪還を命じられたサンズは、SR-71にのり、途中空中補給などもかいして、アフガンにむかった。タイムリミットは 24時間。それを過ぎると、ペルシャ湾に展開する空母から爆撃機が発進し、彼らのアジトもろともX-77を空爆破壊することになっていた。
一方テロリストたちは、盗んだX-77に細菌爆弾をとりつけ、アメリカとヨーロッパに投下する計画を立てていた。かくしてジョン・サンズは地元のスパイなどと共にステルス機奪還にむかうのだった。

by ssm2438 | 2009-01-14 20:23


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