西澤 晋 の 映画日記

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2010年 10月 14日

ブリジット・ジョーンズの日記(2001) ☆☆☆

f0009381_223911.jpg監督:シャロン・マグアイア
脚本:ヘレン・フィールディング
    アンドリュー・デイヴィス
    リチャード・カーティス
撮影:スチュアート・ドライバーグ
音楽:パトリック・ドイル

出演:
レニー・ゼルウィガー (ブリジット・ジョーンズ)
コリン・ファース (マーク・ダーシー)
ヒュー・グラント (ダニエル・クリーヴァー)

       *        *        *

羞恥心、あるのだがやってしまえるブリジット・・えらい!

この映画の最大の魅力はここだろう(↑)。これがこの物語の主人公が見ている人をひきつけたツボだろう。
花嫁衣裳で街を疾走する映像はもう見飽きたってことですか・・これからは、下着姿で雪の中疾走。これならどんなにトレンディドラマがネタ不足になっても誰もやらないだろうな。しかし、この映画のレニー・ゼルウィガーがやたら頑張っていた。「よく頑張ったで賞」は上げたいかな。

あれだけのデブになるだけでもけっこう食べないといけないと思うのだけど・・。
彼女をはじめてみたのはトム・クルーズと共演した『エージェント』の時だったのだけど、あの時はあんなにデブだったって印象がなかったような。これ観た時は、これがあのときのレニー・ゼルウィガーと同一人物って判らなかった(苦笑)。まあ、そのころまでほとんどこの役者さんには興味をもってなかったわけですが・・、しかしこれで覚えました。

ただ、世間で大騒ぎした割には、個人的にはあまり響かなかった。私自身が目的をもって成し遂げていく行き方がすきなのだ。そういう意味では前半はそういうガンバリズムのなかで人生やっていこうと決めたブリジット・ジョーンズだったのだが・・、結局「初心貫徹」よりも、「居心地のいいところでおちつけば・・」ってことでまとまってしまったような気がする。どうもそのあたりが、肩透かしをくらった感があるのだけど・・どうでしょう?
これには物語構成的に問題があると思ったのが、最終的にひっつくコリン・ファースの印象付けが弱すぎたこと。初め出たときはどうみても脇役だと思ってしまった。ひっかかりもしなかった。
やっぱり最後に引っ付く人とはなんらかの形でストーリーの初めからそれなりの印象を与えておいてほしいものだ。それがないと物語自体の目的意識が弱くなる。このブリジットみたいに、途中から意識したコリン・ファースと引っ付いてしまうと、観ている人にしてみれば、込めたる想いよりも、行き当たりばったり性で集約されてしまったな・・という印象をうけるのは仕方ないんじゃないだろうか。
多分男はこういう展開嫌いだと思う。女性の人は・・・どうなんでしょう。受け入れらるんだろうか???

ヒュー・グラント・・・えらく老けたね。びっくりしたよ。私のなかでは『ノッティングヒルの恋人』のころのヒュー・グラントでとまっていたので、これ観た時はほんとにびっくりした。おまけに、ラブコメの女王といえばメグ・ライアンだけど、男のほうのヒュー・グラントって印象があった。今回は相手役ではなく主人公が間違ってつきあっちゃった男のほう。つまり振られるほう。この配役もよかったんだろうかどうだろうか・・? 
やっぱり私からすると、ヒュー・グラントが出演してると親近感もててしまうので「きっとこいつとひっつくのだろうな」って潜在的に思い込まされているので、そうならないストーリーにはちょっと違和感すら感じてしまった。頭の中で「こうなるはずだ・・こうなるはずだ」って念じながら観てるので、すかしっぺくらうとそれまで思い込みで観ていた時間を無駄に過ごしたようで、虚無感におそわれう。もしかしたら、そう思わずにみていたらもっと楽しめたんじゃないのかな・・て。

<あらすじ>
ロンドンの出版社に勤める32歳のちょっとデブなブリジット・ジョーンズ(レニー・ゼルウィガー)は、新しい恋愛のためにダイエットに励むことにする。彼女の気になる男は上司ダニエル(ヒュー・グラント)。ほとんど相手にされなさそうなダニエルだが、どういうわけか急接近が実現してしまう。しかし、誠実そうに見える外観とはうらはらに彼はとんだ浮気男。結局二股かけられていたことが判ったブリジットは会社を辞めてしまう。
傷心のブリジットは会社をやめ、リポーターに転職。友人夫妻の夕食会で、ブリジットは以前紹介された弁護士マーク(コリン・ファース)に再会。彼はブリジットに好意を示した。
ブリジットの33歳の誕生日の夜、マークといいムードになるが、そこへダニエルが再登場。おお、ここでヒューグラントとやっぱり引っ付くのかっ!!て思ったらさにあらず。雪の降るなか街中を下着姿で疾走するブリジットのシーンなどはさみ、マークとひっつくのであった。


ブリジットに紹介されたマークだが、私としてはまったく意識がいかず、無関心だった。まさかあの無関心のだった男とひっつくとは・・・????
最後の最後までこんな展開になるとは思わなかった。映画を愉しんでもらうためには、作り手は見てる人にあるていど結末を予測してもらい、それをガイドにストーリーを展開させる必要があるのだなと再認識した。まったく予期してない結末は、感働を呼ばない。感動というのは、期待して叶ってはじめて感動するものだ。

by ssm2438 | 2010-10-14 22:39


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