2010年 10月 27日
監督:ジョン・バダム 脚本:ノーマン・ウェクスラー 撮影:ラルフ・D・ボード 音楽:ザ・ビー・ジーズ/デヴィッド・シャイア 出演: 細かった頃のジョン・トラヴォルタ (トニー) カレン・リン・ゴーニイ (ステファニー) * * * はじめてトラボルタを見たときは、ぜったいホモだと思った。・・・どうもホモ系は生理的に受け付けない。おかげで長らく敬遠していた作品。 ビー・ジーズのサントラがやたらと売れた映画だった。私達の年代でビー・ジーズといえば『小さな恋のメロディ』の「メロディフェア」という印象があるが、次の世代だとこの映画かもしれない。 監督は私のごひいきジョン・バダム。プロフェッショナルな分野を見やすく判り易く映画にする職人監督さんである。そのジョン・バダムが一躍脚光をあびるようになったのがこの『サタデー・ナイト・フィーバー』。これは専門分野とはちょっと違うのだが、ディスコという特異な文化に脚光を当てたという点ではやはりジョン・バダムの映画らしい気がする。ただ、お話はもうちょっとだったかな。ディスコシーンもそんなにいいというわけではないし(私自身がまったく興味をもたない世界だからかもしれないが)、ジョン・バダムの映画のなかでもかなりつまらないほうに属する映画だろう。主人公のジョン・細かった頃の・トラヴォルタもけっこう気持ち悪い。あのアゴも生理的に嫌い。他のバダムの映画のレーザーディスクは持っていたのだが、この映画だけは買う気になれなかった・・・残念。 この映画のポイントは、やはりディスコというサブカルチャーを夜に知らせしめた点がポイントだが、実はかなり青春モノしている。 <あらすじ> トニー(細かった頃のジョン・トラヴォルタ)は、普段はしがないペンキ屋で働いていたが、土曜日の夜になるとディスコに繰り出す。ステージの上の彼はヒーローなのだ。誰もが彼のダンスに魅了された。そんな主人公が出会ったダンスの上手いステファニー(カレン・リン・ゴーニイ)。 この娘は世界を目指したいとおもい練習に励んでいるのだが、性格はあまり良いとはいえない。どこかお高く留まっていてトニーたちのころを軽蔑している部分がある。ディスコで競技会が催されることになり、優勝チームに500ドルの賞金が与えられると発表される。ステファニーに感化されたトニーは、それまでペアと組んできたアネッタと別れ、ステファニーとペアを組みたいと思うようになる。そして優勝賞金で噴き溜めのような生活から抜け出そうと考える。 そいのあとは、友達が自殺したり、コンテストで優勝したかと思いきや裏工作があることがわかり辞退したりといろいろ良いことばかりではないエンディングでした。
by ssm2438
| 2010-10-27 19:12
| ジョン・バダム(1939)
|
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主観重視で映画の感想を書いてます。ネタバレまったく考慮してません。☆の数はあくまで私個人の好みでかなり偏ってます。エンタメ系はポイント低いです。☆☆=普通の出来だと思ってください。 by ssm2438 リンク
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