西澤 晋 の 映画日記

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2009年 01月 03日

ジャングル・フィーバー(1991) ☆

f0009381_2212659.jpg監督:スパイク・リー
脚本:スパイク・リー
撮影:アーネスト・ディッカーソン
音楽:スティーヴィー・ワンダー

出演:
ウェズリー・スナイプス (フリッパー)
アナベラ・シオラ (アンジー)

       *        *        *

やっぱり駄目だ・・・。この監督とは波長があわない。魅せられるもの総てがくだらないと思えてしまう。でも、そのスパイク・リーのなかではまだみられるほうだったんじゃないだろうか・・。

有能な建築デザイナーフリッパー(ウェズリー・スナイプス)は経営者から新しい白人の秘書アンジー(アナベラ・シオラ)を紹介される。家に帰りたくなくて残業していたアンジーとフリッパーは話すうちに、その場でセックスをしてしまう。フリッパーは経営陣に加われないことを知ると会社を辞めた。2人は人々の冷たい視線を浴びながら関係を続けていたが、事がバレ、家から追い出されるフリッパー。アンジーもバプティストの父親の鉄拳を受けて家を出、2人はアパートで暮らし始めるが、浮気相手が白人女性だったこと、浮気相手が黒人男性だったことが、二人の周りの社会に不協和音を加奈で始める。

ストーリーは悪くないのだが、とにかくスパイクー・リーの見せ方がど下手。夜勤(?)でのウェズリー・スナイプスとアナベラ・シオラとの会話があるのだが、本来ムードあるべきとこなのに、このスパイクー・無能監督・リーはこれを一方がしゃべると、その人にカメラをふり、もう一方がしゃべるその人にカメラを向ける。これを連続するので、ムードぶち壊し。こういう見せ方はカメラの存在が映画のなかにあることを観客にわからせてしまうので情緒ある物語としてはまったく不適切。ウディ・アレンのモキュメンタリー系の映画ならまだわかるのだけど・・・、スパイクー・無能監督・リーはカメラ/視点の持つ意味をまったく理解していない。それだけでなく、人工的な演出がどれだけ興ざめさせるか全く判ってない。きちんとした演出が出来ないアホが、とりあえずパフォーマンスしてるだけの変化をつけた見当違いのアホ演出。カット割りとか、編集とか、カメラワークとか、レンズワークの才能全くない人だ。
黒人で監督をやっているというだけで『ドゥ・ザ・ライト・シング』(この作品もつまらなかったが勢いだけはあった)で注目をあびたが、少なくとも私にはその才能を見出す部分はまったくない。

どんなに良い脚本でもこの人が自分で撮ると映画はだめになる。

by ssm2438 | 2009-01-03 22:03


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