西澤 晋 の 映画日記

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2010年 12月 09日

燃える昆虫軍団(1975) ☆

f0009381_11303927.jpg監督:ジュノー・シュウォーク
脚本:トーマス・ペイジ/ウィリアム・キャッスル
撮影:マイケル・ヒューゴ
音楽:チャールズ・フォックス

出演:
ブラッドフォード・ディルマン (ジェームズ・パーミター教授)
ジョアンナ・マイルズ (キャリー・パーミター)

       *        *        *

PL学園の人文字とこっち人文字(昆虫文字)とどっちが先なんだ?

70年代におそってきた動物や昆虫たち、そのなかでゴキブリかとおもってたらどうやらそうではなく、それにちかい昆虫らしい。地震の時にできた割れ目からゴキウリのような昆虫が地面にはいだしてきた。その昆虫はには発火能力があり、その炭となったものを食料をしているという設定。なかなか面白い。
ただ・・・、構成がなんか妙。
深読みするなら、はじめのプロットでは、BパートがAパートではなかったのか??って思ってしまうほどだ。

Aパートはまあ、普通の昆虫パニックものなのである。ロサンゼルスで地震がおきて、地中から未知の昆虫がはいだしてきた。その昆虫には発火能力があ、各地でなぞの火災事件がおきはじめる・・というもの。しかし、この生物、地上の気圧の変化にたえられず自滅・・・おい!
まるで『宇宙戦争』みたいな展開ですが、このあとが妙な展開になってくる。
Bパート。

この博士、しにかけている昆虫の生き残りの一匹をそもちかえり、圧力タンクにれてなんとか生存させる。そしてゴキウリと交配させてその生態を調べ始める。そしたらそのゴキウリモドキが、知能を持ちはじめ、WE LIVEの人文字を書いて、博士を殺し、地底へ帰っていくというもの。

・・・・・どうおもいます?

地震の時に、地下からなぞの昆虫があらわれ、それをみつけた博士が持ち帰って研究をすすめた。そしてにたようなゴキブリと交配してみたら知性をもったゴキブリに進化、その進化ゴキブリが博士をころして世間にひろまり、あちこちで事件を巻き起こしていく・・ってのが普通の流れだと思うのですが・・。

まあ、普通のながれなのでどこかでフェイントかけたかったのかもしれないのだけど・・、出来上がった物語の進行だとちょっと納得いかないまま終わってしまったかな・・・。。
捨てがたい魅力はあるのだけど、やっぱりどこかもうちょっと王道で練り上げてほしかったかな・・・。前半が大規模パニックものなのにたしいて、後半がやたらとプライベートな展開になってしまい、スケール感が後半にいくほど小さくなるという、困った物語。

一般的な見方はそういうことになるのだが、ダメだから嫌いというものでもないのが映画というもの。これもその一つである。

by SSM2438 | 2010-12-09 11:31


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