西澤 晋 の 映画日記

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2011年 01月 01日

バーレスク(2010) ☆☆☆

f0009381_2093149.jpg監督:スティーヴン・アンティン
脚本:スティーヴン・アンティン
撮影:ボジャン・バゼリ
音楽:クリストフ・ベック

出演:
クリスティーナ・アギレラ (アリ)
シェール (アーレスクのオーナー・テス)
スタンリー・トゥッチ (ショーン)

       *        *        *

全編通してパワーがあってよいのだが、
感動したのはシェールの「わたしはまだ負けない」ソングのとこだった・・。


しかし、なかなかパワーがあってよかったんじゃないでしょうか。
ミュージカル映画が大嫌いなわたしだけど、この映画のように舞台の上だけミュージカルにしてくれるのなら全然問題なく受け入れられる。

この映画は、クリスティーナ・アギレラの歌と踊りを見せる映画なので、お話はそれを展開するためガイドラインでしかない。アイオワ出身のいなか娘のアリー(クリスティーナ・アギレラ)は、トップダンサーを夢見てロサンゼルスにやってきた。強引にバーレスクというダンスバーでウェイトレスとして働き始め、強引にステージダンサーの役をつかみ、さらに歌手としても認められスターダムにのしあがるという話。

一応味付けとして、そのバーレスクというバーは、負債を抱えており債務不履行で取り上げられようとしているシチュエーションと、アリーが同居するそのバーのバーテンダーとのラブロマンスがあるが、これらも本筋とはあまりきっちり絡んでいないのがちょっとさびしいし、恋愛も、どこまで本気なのかもわからない薄っぺら感じなので、ストーリーベースでみるようには作られていない。
しかし、「ステージダンサーになりたいなら、あなたのもっているものを見せてみなさいよ」というシェールに対して、やってやるクリスティーナ・アギレラのガッツ、そして認められるシーンや、シェールに始めてメイクをおそわるシーンなど、ありきたりといえばそうなのだが、やっぱりツボにはまるシーンは用意されている。さらに債務不履行直前の店をまもろうとするオーナーのシェールの「私はまだまだ負けないぞソング」を歌い上げるシーンはなかなかの感動ものだった。

それに『プラダを着た悪魔』でも、強権支配の女ボスにつかえていい味をだしていたスタンリー・トゥッチが、ここでもいい味をだしている。

<あらすじ>
成功を夢見てロサンゼルスにやって来たアリ(クリスティーナ・アギレラ)。安ホテルの一室に宿をかり、仕事を探すがなかなかみあたらない。そんなある夜、《バーレスク》というダンスバーで、ショーにみせらられ、オーナーのテス(シェール)に会うがあっさりあしらわれてしまう。それでもめげないアリーは、強引にウェイトレスの仕事を確保、そのバーにいついてしまう。
しかし、ある夜ホテルの自室に帰ってみると部屋はあらされていた。ありーは、ホモだと確信しているバーテンダーのジャックの家に泊めてもらったことから居候することになる。実は彼にはれっきとした彼女がいたのだが、その彼女は今東海岸に行ったままもどってこない。お互い距離を置いた関係だが、ジャックは彼女を次第に想い始めていた。
やがてテスに認められてダンサーになったアリ。さらに酔っ払ってステージに上がろうとした看板スターに怒りを覚えたテスは彼女をステージからはずし、すべてのダンスを覚えていると言ったアリをその代役に立ててしまう。せステージ上ではクチパクなので誰がやっても変わらないのだである。しかし、ステージがはじまると、下ろされた彼女は音声のジャックを引き抜いてしまう。音声が流れない会場。ざわつく客たち。テスはステージの幕を下ろそうしたとき、アリが歌い始める。結果としてステージは大成功、一夜にしてアリは《バーレスク》のスターになった。
しかし、そんな《バーレスク》は債務不履行でテスの手からとりあげられようとしていた・・・。

結果として、この債務は別のところからの投資がきまりなんとか解決されるのだが、それがアリーの歌からなんとかなる・・という展開ではないのが今ひとつ消化不良。どうせこれだけありきたりの展開なので、そんなところだけ、別口路線で解決しなくても良いだろうとおもうのだが・・・。
なにはともあれ、アリはジャックと引っ付き、《バーレスク》はテスの手元にのこり、新しいスターを発掘したその店はどんどん発展していくだろう・・というところで物語りは終わる。

by SSM2438 | 2011-01-01 09:27


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