西澤 晋 の 映画日記

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2011年 01月 13日

リプレイスメント・キラー(1998) ☆

f0009381_193552.jpg監督:アントワーン・フークア
製作総指揮:ジョン・ウー他
脚本:ケン・サンゼル
撮影:ピーター・ライオンズ・コリスター
音楽:ハリー・グレッグソン=ウィリアムズ

出演:
チョウ・ユンファ (ジョン・リー)
メグ・コヴァーン (ミラ・ソルヴィーノ)

       *        *        *

おお、ミラ・ソルヴィーノってこんなに動くんだ。

最後の銃撃戦といい、ラストの空港でかかるBGMといいリドリースコットの『ブレード・ランナー』をやてみたかったんだね・・って感じでした。撮影的にも赤やら青やらのネオン光をやたらと判り易くつかった絵作りで初心者的なニュアンスぷんぷん。これがもうちょっと大人になると、『ミュンヘン』なんかをとったヤヌス・カミンスキーみたいなシックでコクのアル画面になってくるのだけど・・・、大人的な魅せ方はしてない(出来なかった)映画でした。

ジョン・ウーが制作総指揮をつとめているこの映画、ほとんど銃撃戦ばかりで、ストーリーや人物の描きこみはかなり記号的。でも、その銃撃戦ばかりをあきさせるずに見せる見せ方だけはこころえてる。結果的にやっぱりジョン・ウーみたいな映画になっているが、かといってジョン・ウーだけのちからでもない。監督は後の『トレーニング・デイ』『ザ・シューター/極大射程』などを撮ることになるアントワーン・フークア。実はこの人もしっかりアクションを映画を取れる人なのである。
でも、基本ラインはジョン・ウーの世界でしたね(苦笑)。
この人の場合は、もう様式美なので、お話がどうのこうのというよりも、この世界観が好きかどうかによるところがおおきい。どう展開するのか判ってないものを展開させるのではなく、どうなるかをわかっているものをどうかっこよくみせるか・・、それがジョン・ウーの世界なのである。
ただ、アクションシーンの8割は銃撃戦なので、そうでないところ拾ってみるときっとかなりつまらない出来なのだろう。ジョン・ウーの様式美参考映画としては、ジョン・ウー過ぎないのでいいかもしれない。

この映画はチョウ・ユンファのハリウッド進出第一弾という映画。時間も90分に満たない映画なので一気にみられる。助演のお姉ーちゃんはミラ・ソルヴィーノ。ウディ・アレン『誘惑のアフロディーテ』のお姉ーちゃんである。しかし、この映画ではチョウ・ユンファに偽造パスポートを頼まれる、事件にまきこまれる女の子のやくなのだが、ガンアクションもなかなか頑張っている。

<あらすじ>
息子を殺されたチャイニーズ・マフィアのドンは殺し屋ジョン・リー(チョウ・ユンファ)を雇い、自分の息子を手にかけた刑事ジーコフ(マイケル・ルーカー)への復讐を誓う。しかし、ジョン・リーがうけた命令は、同じ苦しみを与えるために、彼の7歳の息子を狙撃することだった。しかしジョンには出来なかった。
命令に背いたことで彼も狙われることになる。一刻も早く上海の家族の元に飛び、彼らを国外に脱出させなければならない。そのためパスポートの偽造屋のメグ・コヴァーン(ミラ・ソルヴィーノ)を尋ねるが、そこに組織に襲撃され、メグとジョンは一緒に行動するようになる。
ジョンの裏切りをしったチャイニーズマフィアは、ジョンの代わりの殺し屋=リプレイスメント・キラーを呼び寄せる。映画館でジーコフ刑事の息子を助けたジョンとメグは、傷つきながらも組織の本拠地に乗り込み、死闘の末ウェイを倒すのだった。

by ssm2438 | 2011-01-13 00:31


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