西澤 晋 の 映画日記

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2011年 01月 28日

リトル・モー(1978) ☆☆

f0009381_2193729.jpg監督:ダニエル・ホラー
脚本:ジョン・マクグリーヴィ
撮影:ハリー・ウルフ
音楽:ビリー・メイ

出演:グリニス・オコナー (リトル・モー)

       *        *        *

グランドスラムに焦点をあてたほうが良かったかな・・・。

リトル・モーは実在の人物。本名モーリン・コノリー(モーリーン・キャサリン・コノリー・ブリンカー)は女子で最初に年間グランドスラムを達成したプロテニスプレーヤー。その生涯をえがいた伝記映画。

1953年に17歳で女子テニス史上初の年間グランドスラムを達成した彼女は、身長160cmほどしかない小柄な体格だったことから、“Little Mo”(リトル・モー)という愛称で呼ばれた。しかし1954年のウィンブルドン3連覇の後、全米選手権を迎える直前に、コノリーは乗馬の最中にトラックにはねられて足に大怪我を負い、19歳を待たないまま選手生命を絶たれる。さらに癌のため34歳の若さで亡くなった悲運の人でもある。
映画では彼女のテニス人生よりも、結婚し母となり、癌で終末をむかえる、波乱にとんだ一個人としての人生を描いている。

テレビ映画で、なおかつ139分という長い映画なので、けっこうつらいもいのがある。それも、彼女の全盛期をみているのは楽しいのだが、選手生命をたたれたのが19歳の時。映画は、彼女の人生そのものにスポットを当てているため、テニスで絶好調だった時代と、その後の時代とがかなり平等に描かれてしまった。これをテニスだけにするか、いきなり事故にあうところから初めて栄光のあとのリハビリと第二の人生に焦点をあてるか、どちらかにすべきではなかったのか・・・。ちょっと映画としてはしぼりこめてないつくりだったのが残念だ。

この映画のポイントは、やはりコーチのとの確執であり、和解の部分。実力がみとめられてきた彼女は、有名コーチのテナントの指導を受けながら成長していく。エリナーの指導のもと14歳で西海岸を制覇、16歳で全米選手権のチャンピオンと大きく成長していったモーリンは、世界への第一歩であるウィンブルドンの地を踏むことになった。しかし、練習中に肩の痛みを感じ、診断された結果、出場を止められるが、無理をおして出場し、みごとチャンピオンに輝いた。しかし、出場を許さなかったテナント・コーチは去っていった。
のちに結婚し、子供をもうけた彼女のもとにテナントがあらわれ和解していくという話。

by ssm2438 | 2011-01-28 21:10


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