西澤 晋 の 映画日記

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2011年 01月 29日

プラスチックの中の青春(1976) ☆☆

f0009381_13452069.jpg監督:ランダル・クレイザー
脚本:ダグラス・デイ・スチュワート

出演:
ジョン・トラヴォルタ (トッド・ルビッチ)
グリニス・オコナー (ジーナ・ビッグス)

       *        *        *

まさか、あの無菌室のなかの青年がジョン・今となっては牛のような・トラボルタだったとは・・。

このころやたら無菌室シーンをみたような気がする。病気になるとあのビニールカーテンの設定がやたらと病気の大変さを表現したようだ(苦笑)。しかし・・・、初期のころのグリニス・オコナーモノはけっこうチェックしてたんだ。そんなに彼女がかわいいとうわけであないのだけど・・やっぱり『ジェレミー』がインパクト強く、その映画のヒロインというレッテルがどうして彼女をみさせていたのような気がする。

当時この映画だった男優がのちの『サタデーナイト・フィーバー』でブレイクするジョン・トラボルタだったとはしらなかった。実際、この映画をみていたにもかかわらず、『サタデーナイト・フィーバー』をみたとき「誰だ、この気持ち悪い顔したやつは・・」って思った覚えがあるが、実はこの『プラスチックの中の青春』で一度みていたのである(苦笑)。男のほうは誰でもよかったわけだ(苦笑)。

この物語の主人公トッド・ルビッチ(ジョン・トラボルタ)は免疫機能が機能しない障害をもっており、ばい菌・ウイルスが入らない無菌室状態でないと生きていけないとう状態だった。そんなわけで、彼の両親はかれのベットの周りにビニールシートをはり、空調をととのえ、まるで巨大水槽の中の金魚のような生活をしていた。外に出るときはまるで宇宙人のような格好の除菌スーツをきることになる。
しかしこの主人公トッドももまわりの人々もそれほど暗くない。室内が除菌されてたパーテーションで区切られていて、その中はそこそこ広くダンスもおどれるし、テレビとカメラがセットされていて高校の授業にも参加できる。活動空間が自室の限られた6畳くらいのスペースだけだとうだけで、彼自身もきわめてハッピーな生活をおくっている。

一応話は実話をもとにしているということだが、この物語はほとんどフィクションで、元になったとされる話は、ヒューストンにいたデビット少年という同じ病気の男の子らしい。残念ながらこの子は12歳でなくなっている。この物語のトッドは17歳という設定で、恋愛ねたをからませやすようにしてあったようだ。近所に住むジーナ(グリニス・オコナー)とふかく知り合うようになったトッドを除菌室から出たちという衝動にかりたてていく。
・・・で、まあ、ビニールカーテン越しのキスとかありまして、最後は・・・何の根拠もなしに外に出て行ってしまう。うむむむむ・・・どうなんですかね、あのラストは。感動もなにもなかったんでけど。自分を解放したというか・・・、生きるということに無責任になったとうことか・・・。個人的にはそれでもあの中でしぶとく生きのびてほしかったけどなあ。
無責任という名の安易な自由はアメリカン・ニューシネマだけで十分なのだが・・・。

by SSM2438 | 2011-01-29 13:49


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