西澤 晋 の 映画日記

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2009年 04月 06日

帝都物語(1988) ☆

f0009381_2111564.jpg監督:実相寺昭雄
脚本:林海象
撮影:中堀正夫

出演:
嶋田久作 (加藤保憲)
石田純一 (辰宮洋一郎)
原田美枝子 (目方恵子)

       *        *        *

嶋田久作の存在感だけはスゴイ。・・・・んがしかし・・・・。

我慢してみてたら最後くらいはなんとかなるかなと思ってみてたけど、やっぱりなんともならんかった・・・。
作品全体としては、どこみても面白くないんだけど、嶋田久作だけはすこぶる素晴らしい。あのアゴ。どうみても普通の人間には見えない(笑)。猫の目色の目になるとそれだけで不気味だ。・・・しかし、観るところがそこだけというのははなはだ寂しい。

監督は、かつての栄光だけの実相時昭雄この映画はいつもの糞広角はほとんどつかってないけど、でも、根本的に見せ方が面白くない。結局実相時って、直球勝負できる人ではなくて、それでも昔は変化球投げたら少しは相手にされてたけど、最近はそれが全部クソボールにしかならないことがばれてしまい、誰も手をださなくなった・・って感じ。

物語は、明治45年の東京を舞台にした、魔物がでてくるようなファンタジー。
謎の魔人・加藤保憲(嶋田久作)は、かつて関東に独立国を築こうとして失敗し、謀反人として討伐された平将門の霊を呼び醒まし、東京を壊滅させようと企んでいた・・とう話。明治のおわりから大正時代をへて、昭和の初期まで描かれるのだが、ビジュアルセンスの悪さが見る気をなくさせる。妖術対決も、「戦隊ものではこう演出しとけば、こうやられたことになりますよ」みたいなまったく進歩のない対決シーン描写で飽き飽き。

しかし・・・われわれの世代の人間は、平将門をネタにされると、NHKの大河ドラマの『風と雲と虹と』を思い出してしまう。加藤剛演じる、さわやかで一本気で勢いのある平小次郎将門を見てると、彼を復活させても、良い世界にしかならないようで、どうもこの物語にいにはあまりのめりこめず・・ふうう~~んって感じでみてしまいました(苦笑)。
OPかっこよかった。

ぜんぜんかんけいないけど、ここでテーマ曲の歌詞を紹介。
本編のOPはオーケストラだけなのですが、どこかで聴いたことのあるこの歌。
『風と雲と虹と』、歌詞を噛みしめていたら泣けてきます。めっちゃカッコいいのです。

   友よ風のように駈けたくないか
   あの雲の峰を越えていきたくないか
   風は時にむごく吹きすさぶ
   いつか君が風だ 風が君だ
   行こう地の果て 夢の果て
   俺が死んだら大空の 大空の虹
   君よ オーラ オラ オラ オラ オーラ
   君よ オーラ オラ オラ オラ オーラ

   海は君にとって親しい友か
   波は君の夢を運んで行くか
   海は風を呼んで荒れくるう
   いまや君が波だ 波が君だ
   行こう日の果て 恋の果て
   俺が消えたら海原の 海原の虹
   君よ オーラ オラ オラ オラ オーラ
   君よ オーラ オラ オラ オラ オーラ  

ああ、カラオケで歌いたい!!

・・・ははは、映画そっちのけになってしまった。
ま、いいか。

by ssm2438 | 2009-04-06 21:11


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