2009年 04月 10日
監督:フィル・ティペット 脚本:エド・ニューマイヤー 撮影:クリスチャン・セバルト 音楽:ジョン・モーガン/ウィリアム・T・ストロンバーグ 出演: コリーン・ポーチ (レイ・サハラ 二等兵) ケリー・カールソン (チャーリー・ソーダ 二等兵) * * * もはや目新しいモノは何もなし・・・。 ハインラインのこの原作を昆虫型のエイリアンというコンセプトで作った時点で、個人的には面白さを感じるところはなくなってしまったこのシリーズ。やはり戦意高揚ドラマというのは、相手がゴキブリみたな昆虫じゃなくて、きちんと感情移入できる人間で、どうしてもそれを殺しても、自分の守るべきものを優先させるというエゴが提示されないと面白くない。この映画のように単に敵役が感情移入するようそのない異性人、つまりただの「障害」だと、そのへんにころがっているゲームと同じである。殺しても罪悪感のないもの。・・・・よくそんなコンセプトで映画にしたものだと思う。 今回はポール・ヴァーホーヴェンの作った1作目をモデルを使いまわして作った小作品。みあきたシーンの連続でいいかげん見る気がなえてくる。まあ、なんとか最後まで見えたのはお姉ーちゃんがそこそこ見られたからという、安易のモチベーション。 主人公はコリーン・ポーチ扮するレイ・サハラ 二等兵。今回はちょっとした超能力・予知能力がある兵士という設定になっている。それほど大げさな能力にしなかったことだけは正解。彼女が『エイリアン』におけるリプリーの立場。それに華やかさをそえるために登場しているのがケリー・カールソン。彼女はオッパイ提供要員でサービスカットがそれなりにある。ただ、ムネがインプラントなので興冷め。 やってることも、昆虫型のエイリアンで『エイリアン』のコンセプトで『ヒドゥン』でやってるだけ。 <あらすじ> 地球連邦軍は、テレパス能力を持ち作戦を立案するサイキックと、実戦担当の兵士たちによって構成されていた。とある惑星で昆虫型異性人と戦いを繰り返していたサハラ(コリーン・ポーチ)の所属する中隊は前哨基地に辿り着くが、そこに人間の姿は一人も見当たらない。基地内を調査すると、ゴミ焼却炉に閉じ込められていたダックス大尉(リチャード・バージ)を発見。彼は勇敢な兵士であったが、戦場で上官である大佐の命令を拒否し閉じ込められていた。エイリアンが基地を急襲されると、サハラはダックスを解放して戦闘に参加させる。 やがて敵前からなんとか逃れてきた3人の兵士が合流する。その中には美しい女性兵士ソーダ二等兵(ケリー・カールソン)もいた。しばらくして昏睡していたソーダ二等兵の意識が戻り、彼女はダックス大尉を誘惑するも、彼は取り合わない。するとサハラ二等兵の寝室に裸で侵入し、サハラが逃れると、今度はホートン二等兵に迫る。彼女は新種のバグ=パラサイト・バグを口からホートンの身体に侵入させる。こうして、基地内の限定空間のなかで、増殖していくパラサイト・バグとサハラたちの戦いがはじまる。
by ssm2438
| 2009-04-10 03:07
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主観重視で映画の感想を書いてます。ネタバレまったく考慮してません。☆の数はあくまで私個人の好みでかなり偏ってます。エンタメ系はポイント低いです。☆☆=普通の出来だと思ってください。 by ssm2438 リンク
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