西澤 晋 の 映画日記

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2011年 04月 23日

抱きたいカンケイ(2011) ☆☆☆

f0009381_19592145.jpg監督:アイヴァン・ライトマン
脚本:エリザベス・メリウェザー
撮影:ロジェ・ストファーズ
音楽:ジョン・デブニー

出演:
ナタリー・ポートマン (エマ)
アシュトン・カッチャー (アダム)
ケヴィン・クライン (アダムの父)

       *        *        *

恋する相手は選べない・・・。

ここんとこ立て続けにハズレ映画ばっかりつくってるアイヴァン・ライトマン。特に前回の『Gガール』とそのまえの『エボルーション』はひどかった。かつての『ゴーストバスターズ』『夜霧のマンハッタン』『デーヴ』の栄光はどこへやら。それでも、捨てきれないので、復活を願ってついついみてしまうライトマン作品。
でも、今回は前の作品みたいに怪獣がでてきたり、スーパーマンが出てきたりしないいたって普通の映画。なのでそこそこ出来てるんじゃないかなと思ってはいたけど・・・、まあまあ良かった・・・かな。本来は☆2つ半くらいかもしれないが、ま、おまけして3つにしました。

アイヴァン・ライトマンのよさは、敷居の低い見易い映画。賞レースなんかには関係なく、作る側が作って楽しいものを楽しく作っている感じがする。その精神がとても素敵なのだと思う。見る側もそれほど高い期待を掲げてみることはなく、その結果として映画を見ている間は普通に楽しい時間が過ごせる。

この映画の魅力は、やっぱりセックスが楽しく描かれていること。若いカップルのデートムービーには最適だと思う。この映画をみたあとのセックスはきっと楽しいだろう。そんな雰囲気をつくってくれる映画である。
主役はナタリー・ポートマン。実は81年生まれの彼女はすでに30歳。この映画を取ってる時は29歳だったのかもしれない。相手役のアシュトン・カッチャーは78年生まれ。実はナタリー・ポートマンより年上なのである。いやいやこれにはびっくり。画面をみてるとどうみても、ナタリー・ポートマンが30代半ばで、アシュトン・カッチャーが26~27。若いのである。個人的にはもうちょっと歳を上げて35歳くらいの主人公たちの物語にしてくれたほうが良かったかな。どうもアシュトン・カッチャーがあまりにも若くて・・・映画の中の彼は青二才すぎる印象があった。

<あらすじ>
15年前のサマー・キャンプデ知り合ったエマとアダム。その後大学のパジャマパーティで偶然会い、翌日の葬式にアダムを同伴して参加するエマ。しかし、アダムはそれが葬式と知らずひとりだけノーテンキな服装で着てしまってバツが悪い時間をすごす。それでもアダムにとってはエマはひそかに想いをよせる女性であった。
そんな二人が再びロサンゼルスで知り合う。エマ(ナタリー・ポートマン)は病院に勤める医師で週80時間労働、恋愛をする心の余裕はどは持ち合わせいなかったが、それでもアダム(アシュトン・カッチャー)に会えたのは心ならずも嬉しかったようだ。しかしアダムにはすでに付き合っているヴァネッサ(オフィリア・ラヴィボンド)という女性がいて、脚本家を目指しながらテレビドラマの撮影所で働いていた。
それから1年、アダムはヴァネッサと別れてていた。しかし、かつての人気TVスターだった父親(ケヴィン・クライン)とヴァネッサが付き合っていると知ってショックを受ける。酒をくらい酔いにまかせて手えたりしだいに電話はかけて“H”をできる女をさがすアダム。そんなアダムが目覚めてみると、同僚3人とルームシェアしているエマの家のソファで裸で寝ていた。散々みなさんにからかわれたアダムだが、エマが出かける数分前に彼女を抱いてしまう。
それから二人のカンケイは始まる。友達で、お互いが肌の温もりを欲した時はセックスもする。でも恋愛感情は持ち込まないというもの。嫉妬もしない。嘘もつかない。そんなカンケイが始まった。
しかし、アダムにしてみれば昔から想っていた人。その彼女とセックスできることはとても素晴らしいことだが、同時に彼女が医者の同僚と一緒にいると嫉妬もしてしまう。だんだんをストレスを感じてくるアダム。一度生理のときに、お互いセックスをせずに服を着た抱き合って寝てしまう。目がさめたアダムは幸せだったが、エマはそれが「最悪だという」。こういう関係にならないようにしているのに・・、冷徹な言葉をはき、カンケイを正常化するために、アダムに「他の誰かと寝て、私も誰かと寝るから」という。アダムにとっては耐え難い申し出だった・・・。

そんなこんなでいろいろあって、最後はハッピーエンドになる話。
でも、最後はアダムの父ちゃんの言葉がきいてくる。

「結局、恋する相手は選べない」

・・・・・理性でどんなに理屈をつけても、その人を好きになってしまうのはイレジスタブルであるというこの事実。この言葉を書けただけでこのシナリオライターさんはかなり満足したんじゃないだろうか。

by ssm2438 | 2011-04-23 19:59 | アイバン・ライトマン(1946)


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