監督:リチャード・ドナー
製作:リチャード・ドナー、ブルース・デイヴィ
脚本:ウィリアム・ゴールドマン/パット・プロフト、
ジム・エイブラハムズ/ロバート・ロキャッシュ
撮影:ヴィルモス・ジグモンド
音楽:ランディ・ニューマン
出演:
メル・ギブソン (マーヴェリック)
ジョディ・フォスター (アナベル)
* * *
『リーサル・ウェポン』の
メル・ギブソンとその監督
リチャード・ドナーがつくった19世紀、開拓期の西部劇。といっても、こてこての決闘系の西部劇ではなく、賭博師を主人公にしたギャンブラー同士にアクション・エンタテーメント。物語のメインイベントは西部史上最大のポーカー大会。メル・ギブソン扮するマーヴェリックはその大会に出たいのだが、そのためには参加費の2万5千ドルを払わなければならない。その資金繰りから物語りは始まる。
物語的には普通の映画なので、特に語るべきところもないという、こまった映画。強いてあげるならメル・ギブソンと
ジョディ・フォスターの絡みはこれがはじめてだったかな・・というくらい。この二人のファンでなければみてもみなくても、人生に多大な影響はあたえない(苦笑)。
途中インディアンの出てくるシーンがあるが、やっぱり演じるのは
グレアム・グリーン。あいかわらず同じやくばかりまわってきているようだ。
<あらすじ>
クリスタル・リヴァーの町を訪れた賭博師のマーヴェリック(
メル・ギブソン)は、美貌の女ギャンブラー、アナベル(
ジョディ・フォスター)と出会う。これに連邦保安官を名乗るゼイン・クーパー(
ジェームズ・ガーナー)も加わり、同じポーカー大会を目指す3人の奇妙な道中が始まった。
なんとか大会にでるための資金を著立つ下マーヴェリックはアナベルらとともに大会に参加する。マーヴェリックは勝ち進み、ついに優勝する。ところが、監視役のクーパーが賞金の50万ドルを持ち逃げした。しばらくして、マーヴェリックとクーパーは宿で落ち合う。なんと2人は親子だったのだ。そこへアナベルが現われて形勢はまたまた逆転、銃を突きつけて金の入ったバッグを持ち去った。だが、半分はマーヴェリックのブーツに隠してあり、彼は「追いかける楽しみができた」と笑っておわる。
とにかくどんでん返し、どんでん返しの連続で、あまりつづけられるので、どうでもよくなってしまう(苦笑)。
どうも、私はこの手の映画は嫌いらしい。