西澤 晋 の 映画日記

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2011年 05月 06日

幸せになるための27のドレス(2008) ☆☆

f0009381_10145797.jpg監督:アン・フレッチャー
脚本:アライン・ブロッシュ・マッケンナ
撮影:ピーター・ジェームズ
音楽:ランディ・エデルマン

出演:
キャサリン・ハイグル (ジェーン・ニコルズ)
ジェームズ・マースデン (ケビン・ドイル)

       *        *        *

幸せになるために耐える27分の冒頭シーン

始まってからの30分くらいはどうしようかと思った。にぎやかにしてるが歯切れが悪く、魅力的にみえるはずのキャサリン・ハイグルになんの魅力も感じない。あまりにサエない演出に途中リタイヤ。で、なんとか気を取り直して途中からみたら、後半はなんとかなかったかな・・。

脚本は『プラダを着た悪魔』アライン・ブロッシュ・マッケンナ。おもしろいです。ただ、『プラダを・・・』のほうが面白かったかったかな。でも、これは脚本といういよりも、演出のせいかな。『プラダを・・・』の演出はとってもお洒落で、アン・ハサウェイの着せ替えバービーちゃん演出は素晴らしかった。あれにくらべるとこの映画のキャサリン・ハイグル着せ替え演出はモタっとしてた印象。さらにドレス自体がイマイチ。モデルはキャサリン・ハイグルなので、もっとキレなドレスをきせてあげればよかったのに・・・。個人的にはアン・ハサウェイよりも好きなので、好い絵がとれそうなものになに・・・、コスチュームデザインの差で負けたかなって印象。

話は、、それまで頼めれると嫌と言えないで、人の世話ばかりやっていた主人公が、一度はきっぱり「いや」って言って、自分の気持ちを提示できるようになる話。しかし、結婚ネタというのはどうしても行き着くところが分ってしまっているし、あんまり多様性がない素材。『プラダを・・』のほうが、物語を楽しくアレンジできる幅があった。その点この映画のほうがちょっとハンデでこうむってた。最後の告白のシーンもそれほどのときめきはなかないし・・。もうちょっとなにか出来なかったものかと・・ちと残念。あ、でも、それまで好きだった上司に告白して、キスするところは良かった。
そのときはすでにいつも喧嘩ばかりしているケビンに気持ちが動いていた彼女だったが、それまで好きだった上司にその想いを告白、すると上司からキスされる展開になる。「この瞬間をずっとまってたはずなのに、なんにもときめかないわ」というキャサリン・ハイグル。「じゃあ、もう一回してみよう」とキスする二人。「・・だめ、やっぱりときめかない」っていって、さわやかに別れていく。このシーンはとってもいい。幸せに向かうキスシーンではないが、お互いに傷つけあうわけでもなく、主人公の気持ちを確実に整理するための、非常にすばらしいキスシーンだった。

この映画では、子供のころ従姉の結婚式で花嫁のピンチを救って以来、花嫁付添い人の役に生き甲斐を見出すようになってしまったキャサリン・ハイグル。この人をはじめて見たのは『グレイズ・アナトミー』で、なんか綺麗な人がいるなあって思ってた。その後、スティーブン・セィーガル『暴走特急』みて、おお、こんなところに出ていたのか!!とい感激。15~16歳くらいの彼女がとても素敵に見えた。その後は『男と女の不都合な真実』で楽しませてくれた。個人的にシャーリズ・セロンやアシュレイ・ジャッド系のお姉ーちゃんは好きなので、やっぱりキャサリン・ハイグルも好きなのである(笑)。

相手役のジェームズ・マースデン。トム・クルーズ系のあんまり背が高くない好青年という印象。この人をはじめてみたのは『アリーmy Love シーズン5』の時。セはあんまり高くないけど、さわやかな好青年でなかなか高感度高かったのだけど、さすがにガツンがインパクトはなかった(苦笑)。で、今回久々にみたのだが、でも、なかなか良い感じで仕上がってた。今後、この人も作品に恵まれるといいのになあ。充分開花する可能性を感じるのだけど。

<あらすじ>
花嫁付添い人の役に命を燃やすジェーン(キャサリン・ヘイグル)は、マンハッタンにあるアウトドア・ブランドの社長秘書。その日は二つの結婚式がブッキングしてしあい、こっちの結婚式からあっちの結婚式にタクシーのなかでドレスを替えながらあわただしく移動していた。そんなジェーンは、地元の新聞社で結婚式の記事を書いているケビン(ジェームズ・マースデン)と出会う。
ジェーンは会社の上司のジョージ(エドワード・バーンズ)にずっと好意を持っていたが、ジョージはパーティで知り合ったジェーンの妹テス(マリン・アッカーマン)に一目惚れ、あれよあれよという間に結婚することになってしまい、さらに自分がその結婚式の段取りをすることになってしまう。そしてその結婚をケビンも取材することになった。しかし、今回のケビンの目的は、結婚式の取材というよりも、他人のためにひたすら付添い人をやっている、そして今、自分の好きな男が、自分の妹と結婚するというのに、それを拒むこともできず付添い人をやることになっている哀れなひとりの女性を記事を書くこと。
かくして一つのイベントに、一同が絡んでくるのであった。

by SSM2438 | 2011-05-06 10:16


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