西澤 晋 の 映画日記

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2011年 07月 24日

エンゼル・ハート(1987) ☆☆

f0009381_22413572.jpg監督:アラン・パーカー
脚本:アラン・パーカー
撮影:マイケル・セレシン
音楽:トレヴァー・ジョーンズ

出演:
ミッキー・ローク (ハリー・エンゼル)
ロバート・デ・ニーロ (ルイ・サイファー)
リサ・ボネ (エピファニー・プラウドフット)
シャーロット・ランプリング (マーガレット)

       *        *        *

映像だけはハートがこもってたのだが・・・

あとリサ・ボネのスレンダーな身体を撮ったカメラにもハートがこもっていたな(苦笑)。

80年代を席巻したイギリス出身の映像派監督といえばリドリー・スコットとかエイドリアン・ラインがメジャーだが、この一人、アラン・パーカーのその一人。特に映像だけならこの『エンゼル・ハート』はかなり凝った画面をつくっている。しかし、困ったことにお話がどうにもまどろっこしいというか、どうもいいというか、オチさえなければまだ納得できたのに・・って話。そういえば最近でもジュリアン・ムーアの映画でこんなのがあった。なんだっけ・・??? そう、『フォーガトン』
交通事故で死んだはずの息子が、実は存在しなかったことになっていく・・ってサスペンス。サスペンスだったらその謎解きが面白いんだけど、最後にちゃぶ台ひっくり返して「実は宇宙人の仕業でした」って・・・、おい! だったらいままでの謎謎ストーリーはなんだったんだ?? それが人間の理屈で作ってあてそれが暴かれるから映画として納得できるのに、「宇宙人でした」とは何事か!?」って、皆さんが激怒した映画。実はその『フォーガトン』に先立つこと10数年前、アラン・パーカーこの『エンゼル・ハート』で肩透かしをくらわせていたのでした。

<あらすじ>
戦前の人気歌手ジョニーを探してほしいという依頼をうけた私立探偵ハリー・エンゼル(ミッキー・ローク)。依頼人は爪を長くのばしたルイ・サイファー(ロバート・デ・ニーロ)。ジョニーが占い師とつきあっていたことをつきとめ、彼女の行方を追ってニューオリンズへやってきたエンゼル。安ホテルにとまり、その占い師のマーガレット(シャーロット・ランプリング)に会い、ジョニーのことを聞き出そうとするが失敗する。ジャズクラブでかつてのジョニーの同僚ツーツ・スイート(ブラウニー・マッギー)に話をきこうとして叩き出され、ジョニーの愛人だった黒人女性宅を訪ねると、その娘エピファニー(リサ・ボネー)に「母は死んだ」と聞かされる。ジョニーの行方を追うエンゼルの回りでは人がどんどん死んでいく。ジョニーの担当だった医師。元恋人のマーガレット。愛人だった黒人女性とその娘。
ニューオリンズでルイ・サイファーに会い、彼が実は「ルシファー」、つまり悪魔であることが判明。そしてジョニーを探していたエンゼルこそがジョニーであり、これまでの殺人事件はすべてジョニー=エンゼルがしてきたことだとわかる。本当のハリーもジョニーに切り刻まれて、とうの昔に死んでいた。そしてエピファニーの死体を前に、ジョニーは「俺の娘だ」という。

ジョニーは悪魔と契約してハリー・エンゼルとなったのだが、この「悪魔」というコンセプトさえなければこの映画も少しは面白いものになったに違いない。「オチ」が総てをぶち壊したという悲しい映画の一つだ。それまでみてきたハラハラドキドキがすべて無意味なものにされ、ふ~~~~~~~~~ん、それで、なにが面白いん???って感じだった。

話の内容的には☆一つなのだけど、ムードと映像がカッコいいので☆ひとつおまけ。
特にリサ・ボネとミッキー・ロークの“H”のシーンはなかなかよかった。雨のなか、ホテルの一室で“H”をしてるのだけど、雨水が部屋のなかにたれてきてる。それがだんだん料が増えてきて、やがて血にかわっていく。なんで・・・?って謎解きよりも、ひたすらムード先行だった(苦笑)。

ちなみにシャーロット・ランプリング死んだときはおっぱいだしてたけど、これはラバーのような気がする(↓)。ほんとのオッパイはリサ・ボネのそれだけだったような・・・。残念。貧乳でもシャーロット・ランプリングのオッパイはそれだけで価値があるのに・・・。
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by ssm2438 | 2011-07-24 22:44


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