2011年 08月 14日
監督:馬場康夫 原作:ホイチョイ・プロダクションズ 脚本:君塚良一 撮影:松島孝助 音楽:本間勇輔 VFXプロデュー 出演: 阿部寛 (下川路 功) 広末涼子 (田中真弓) * * * 『私をスキーに連れてって』からつづくホイチョイ・プロが作った話を、やっぱり馬場康夫が監督した作品。この人の作品というのは、なんというか、凡人に劣等感を抱かせず、ゆる~~~く愉しませるという作り。本人自身がそういう人なのだろう。ただ、私にしてみると、そこに描かれている人間性がゆるく、執着心が弱いキャラばかりなので、ガツンなインパクトはない。真剣にドラマにのめりこんで見るのではなく、みんなと一緒にわいわいがやがや、笑いのネタにしながら見る作品。ドラマよりバラエティ番組が好きな人向けの映画かな。なので、私としてはどうでもいい作品なれど、やっぱり君塚良一が書くとそれなりに面白い。『ナニワ金融道』を見たときは「うわ、この人面白い」って思ったが始まりで、のちに『踊る大捜査線』をみることになったのだが、この人の普通の人に見やすくい、敷居の低いドラマ作りにはなかなか感心させられる。 しかし・・・バブルの時代ってそんなによかったんですかね? アニメ業界にいる私としては全然裕福だった感じはなかったのですが・・(苦笑)。ま、この業界はいつの時代も貧乏だとは思うけど。ま、そんな私のぼやきはおいといて、このバブル時代のデフォルメは面白かった。ジュリアナ東京みたいにディスコでワンレン・ボディコンのお姉ーちゃんが踊りまくってたじだい。やたらと女性の肩パットが張り出してたじだい。眉毛が今みたいに細くなかった時代。 <あらすじ> 経済は破綻し、国家の崩壊が目前に迫っていた2007年の日本。この危機をなんとか食い止めようと、財務省に勤める下川路功(阿部寛)は、タイムマシンの開発者の田中真理子(薬師丸ひろ子)とともに、バブル崩壊を食い止め、歴史を変えるプロジェクトを進めていた。しかしバブル時代の東京にタイムスリップした真理子は行方不明に・・・。田中の娘・真弓(広末涼子)は、母親を救うために、ドラム式の洗濯機型のタイムマシンで1990年の世界へと乗り込む。 バブル景気の絶頂に浮かれている東京で、この計画を何も知らない若き日の下川路と出会う真理子。当時の彼は、今とは別人のような軽薄な遊び人だった。真弓はなんとか下川路を納得させ、協力を得る。やがて真理子を無事発見。そして実は、真弓が下川路と真理子の間に出来た娘であることが判明する。すべてを知った彼らは、力を合わせて最悪の事態を回避させ、日本経済を救うのだった。 最後の真理子からめたどたばたはちょっとうんざりだったのだけど、バブル時代の描写はなかなか楽しい。眉毛の太い飯島直子がみられたのは嬉しい。あのころは全く気にしてなかったが、今に比べるとたしかにあの頃は眉毛が太かった。
by ssm2438
| 2011-08-14 12:31
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主観重視で映画の感想を書いてます。ネタバレまったく考慮してません。☆の数はあくまで私個人の好みでかなり偏ってます。エンタメ系はポイント低いです。☆☆=普通の出来だと思ってください。 by ssm2438 リンク
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