西澤 晋 の 映画日記

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2011年 08月 19日

パルプ・フィクション(1994) ☆

パルプ・フィクション(1994) ☆_f0009381_20591662.jpg監督:クエンティン・タランティーノ
脚本:クエンティン・タランティーノ
撮影:アンジェイ・セクラ
編集:サリー・メンケ

出演:
ジョン・トラヴォルタ (ビンセント・ベガ)
サミュエル・L・ジャクソン (ジュールス・ウィンフィールド)
ユマ・サーマン (ミア・ウォレス)

       *        *        *

私の嫌いな<ホモ・マゾ・バイオレンス>の映画。とにかく生産性のない、ただいたぶるだけのバイオレンスが大嫌いなわたしにとっては、もう受け付けない世界。こんな映画のどこがいいんだ? 当時『レザボアドッグス』で名をはせたクエンティン・タランティーノなので、好かんのは判ってるけど、一度は見ておこうかと思って劇場に足を運んだが、むかむかして途中で出てきた映画。そのあと何回かテレビで断片的にみてしまったので一応観たことにはなってしまうが・・・、ああ、こんなのなんで全部見てしまったんだ??? だいたい3つの話がなんで一つの映画にいれこまれなきゃならんのだ??? 意味不明。

しかし、なんでホモマゾバイオレンス系の人間っているんでしょうねえ。いつもファンタジーの世界でお下劣な妄想して、それを現実でやってみたいと思う欲求はあるけど実際にはできなくて、でもやってしまって人間は犯罪者になる。そのくせい現実世界では決して生産的な思想はもてない。ああ、好かん、好かん。

<あらすじ>
ロサンゼルスの朝、コーヒーショップで不良カップルのパンプキン(ティム・ロス)とハニー・バニー(アマンダ・プラマー)が突然立ち上がり強盗を始めるところから物語りは始まる。しかし、これは実は中盤の出来事であり、物語はその場に居合わせた2人の殺し屋ヴィンセント(ジョン・トラボルタ)とジュールス(サミュエル・L・ジャクソン)の回想が先である。

この2人はギャングのボス、マーセル・ウォレス(ビング・ライムス)の集金係をやっていたて、盗まれたスーツケースを取り戻しにいって、盗んだ男を撃ち殺して買ってきてたところだった。
このファミレル強盗の結末は最後に語られるだのが、なんとか切り抜けたのだろう。
一方そのボスは、ボクサーのブッチ・クリッジ(ブルース・ウィリス)に負けることを命じていたが、こともあろうにブッチは勝ってしまう。八百長の依頼金を受け取っていたブッチは恋人ファビアン(マリア・ディ・メディルシュ)と逃げようとするのだが、父の大切な形見である金時計を忘れていることを知り、危険を覚悟で再び自分のアパートに戻る。そこにはヴィンセントが待機していたが銃を置きっぱなしにしてトイレに入っていたヴィンセントは逆にブッチに撃たれて死んでしまう。そのごごたごたあるが、結局ブッチはそファビアンとともに街を離れることに成功する。
物語の最終章は一応ここにあるようだ。

ああ、クソ映画クソ映画。

by ssm2438 | 2011-08-19 20:59


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