西澤 晋 の 映画日記

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2011年 10月 10日

レボリューション・めぐり逢い(1985) ☆☆

f0009381_1225859.jpg原題:REVOLUTION

監督:ヒュー・ハドソン
脚本:ロバート・ディロン
撮影:バーナード・ルティック
音楽:ジョン・コリリアーノ

出演:
アル・パチーノ (トム・ドッブ)
ナスターシャ・キンスキー (デイジー)
ドナルド・サザーランド (イギリス軍軍曹ピーシー)

       *        *        *

あれ、ナスターシャ・キンスキー死んじゃうの?
あれ、生きてたの?


<あらすじ>
1700年代のアメリカ独立戦争に参加した父と息子の物語。
家族第一主義で、独立戦争など他人事でしかなかったトム・ドッブ(アル・パチーノ)だったが、14歳の息子ネッド(シド・オウエン)が理想に燃え、トムの反対を押し切ってもて独立軍に入隊するという。息子を近場で守るためにトム自身も戦争に参加する道を選ぶトム。ブルックリン郊外の戦闘のさ中、トムは、豊福な商人の娘デイジー(ナスターシャ・キンスキー)と出会う。二人はいつしか愛し合うようになった。しかし、戦場で息子のネッドは、イギリス帝国軍のピーシー軍曹(ドナルド・サザーランド)率いる連帯に捕らえられてしまう。デイジーのもとを離れ、ピーシー軍を追うトムは、隙をみてネッドを救する。
それから5年、独立が時間の問題となった頃、フォージュの谷で、ネッド(デクスター・フレッチャー)は偶然デイジーと再会、トムもデイジーと会い、二人は再び愛を交わす。


英国軍の軍の進撃シーンはなかなかびっくりした。有象無象のように攻撃してくるアメリカの独立軍にたいして、隊列を組んで進撃する英国軍。撃たれて倒れたってお構いなし。絶対に隊列をくずさない。発砲が終わると前列の人は後ろにまわりまた弾を込める。その動作を繰りかえしながら、止まることなく進んでいく。
帝国陸軍だってこんな非人道的な戦い方はしなかったぞ。まるで、マシンの操り人形のように進んでいく英国軍の描写はななかなかショッキングでした。ほんとにこんな戦い方してたんでしょうかね?
昔の合戦を映画にしたもので、印象にのこっているのはこの映画と『クレヨンしんちゃん/あっぱり戦国大合戦』くらいだ。

この映画の監督のヒュー・ハドソンは、『炎のランナー』アカデミー賞を獲得し、その後『グレイストーク/ターザンの伝説』を撮り、名声を得ていた監督さん。そ格調高いドラマ作りをするヒュー・ハドソンの次なる作品は・・?って思ってたらこれでした。

当時、双葉十三郎さんは雑誌『スクリーン』に掲載する『ボクの採点表』のコラムのなかで☆☆☆★★★(☆=20点、★=5点)、つけてたと思う(まちがってたらごめん)。映画の見方を教わったのはこの双葉さんといっていい。
本来アル・パチーノがあまり好きではなく、大河ドラマの嫌いな双葉さんがそのくらいの評価しているのなら見てみようかと思ってみたのがこの映画なれど、かなり退屈なのである(苦笑)。

ヒュー・ハドソンが得意とする人間くささの出し方は相変わらず上手いのだけど、アル・パチーノを主演にすえて、こういう風に描かれると親子の親密さがいきすぎてて気持ち悪い。そう、これがアル・パチーノじゃなかったらもっと見られたかもしれないのだが、どうも・・・、なんというか、彼ももっているホモくささが、息子に向けたれた家族愛として描かれると嫌な感じなのだ。。。たぶん、私がもとめているものと、ヒュー・ハドソンのものはなにか違うものなのでしょう。

・・・・・ああ、なんかこの映画嫌なところが、これを書いていてわかってきた。
やっぱり潜在的な<ホモ臭さ>だ。それがこの映画のなかにあるんだ。だから生理的にイやなんだ。
アル・パチーノだけならまだしももう一人、その匂いをもって人がいる。ドナルド・サザーランド。この人はアメリカ独立軍が敵とするイギリス軍の将校さんなのだが、この人の描き方の残忍性がどうもはなにつく。このホモがもつ残忍性というのは、私にとっては悪臭以外のなにものでもなく、それがこの映画にはあるんだ・・。

なあ~~んだ、そういうことか。なぞが解けた。

by ssm2438 | 2011-10-10 12:05


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