西澤 晋 の 映画日記

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2011年 10月 12日

ミレニアム/1000年紀(1989) ☆☆

f0009381_23385055.jpg原題:MILLENNIUM

監督:マイケル・アンダーソン
脚本:ジョン・ヴァーリイ
撮影:ルネ・オオハシ
音楽:エリック・N・ロバートソン

出演:
クリス・クリストファーソン (ビル・スミス)
シェリル・ラッド (ルイーズ・バルティモア)

       *        *        *

ジョン・カーペンターが撮ると、けっこう折り合いの良い映画になってたんじゃないだろうか(笑)。

航空機同士が衝突するという大惨事がおきる。乗客は全員が死亡。その事故の調査にあたったビル・スミス(クリス・クリストファーソン) は、謎めいた美女ルイーズ・バルティモア(シェリル・ラッド)と出会う。彼女は1000年先からタイム・トラヴェルしてきた女性だった。
その世界では生殖能力がうしなわれており、地球上で大規模な航空機の墜落事故が発生しそうになると、彼らはこれから犠牲者になりうる人を未来に飛ばし、未来社会の崩壊をなんとか食い止めていた。墜落していた乗客は彼らのクローンに置き換えられていた。
しかし1963年に存在するはずのない衝撃銃がマイヤー博士(ダニエル・J・トラヴァンティ)の手に渡る事態となった。タイム・パラドックスが生じはじめる・・・。

監督は私の大好きな『オルカ』マイケル・アンダーソン。それ以前に『2300年未来への旅』というしょぼいながらもむっちゃ愛される映画をとっている彼が、80年代の終わりに作ったSF映画。内容的にはマイケル・アンダーソンらしくB級なのだが、この人のB級さはほんとに愛すべき一生懸命さがある。
とにかく、未来世界の出てくるロボットのデザインのB級さが素敵。すでに『スターウォーズ』などのエスエフが存在してるなかで、60~70年代前半のロボットのデザインをまだやってるんですか???って感じ。もっとも、『2300年未来への旅』をみるとマイケル・アンダーソンにそんなデザインワークを期待するわけでもなく、彼が作るというよりも、多分どんなデザインでも「ああ、それでいいよ」って言ってしまうひとなんでしょうね。多分物語りを撮りたい人で、デザインワークスにあまり関心が無いのでしょう。
なので、『オルカ』じゃない話になるとそこそこの物語と作ってしまうのかもしれない。

ちなみに未来から来た女性ルイーズには、当時『チャーリーズエンジェル』で人気を博していた(?)たシェエリル・ラッド。しかし、あれから10年以上。いやいや・・・悲しいまでに老けてました。
彼女はファラ・フォーセット・メジャーズの降板をうけてエンジェルに参加したのだが、ファラほどのインパクトは残せなかった。もうちょっと個性のあるキャラクターにしてあげれば、ビジュアル的には問題なかっただけにちょっと残念だった。そのシェリル・ラッドが主演だったので、ついつい見てあげた映画だったが・・・、そのシェリル・ラッドは、彼女はあのシェリルか???と思うくらいに老けてました。物語りも面白そうな展開で始まったのに、だんだんとB級さが露呈してしまい、未来世界の描写は実に現代のどこぞのガレージみたい。今ひとつパンチがなかったというか、どこか突き抜けたものが足りなかった。

勝手なイメージで申し訳ないが、どうもこの映画の主人公の捜査官はジェフ・ブリッジズで、ヒロインのルイーズはカレン・アレンにやって欲しいと思うのは私だけだろうか・・・。
ああ、『スターマン/愛宇宙はるかに』を想う・・・・。

by ssm2438 | 2011-10-12 23:41


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